やきいも

皐月の霞み富嶽


朝のうちは五月晴れってやつでした
それでも相変わらず霞は強く
五合目のあたりから下はモヤってますね
明日あたりは傘雲が出現しそうな気配もあります
 
6:31am, May 03. 2024. @Fujinomiya-City

皐月の霞み富嶽   Nippon Kogaku  NIKKOR-Q Auto 135mm F3.5   SONY α7

 
 

 
 
 
 

やきいも

落葉を集めて…はもう時代遅れ?

毎年秋になると幼稚園のコドモたちが農家の畑を借りて栽培したサツマイモ収穫のニュースが流れます。キャアキャア言いながらサツマイモを引き抜く姿は可愛らしいもので、なんだか秋の風物詩みたいにほのぼのとしたものを感じますが、エロおやぢがコドモのころはそんなイベントなど皆無で、今のコドモたちはそうした自然や農業に触れあう機会もあっていいよなあ…などと思ったりもします。

「紅はるか」B級品

昔はサツマイモと云えば秋から冬にかけての食べ物で、特に焼芋は寒い冬にホッカホッカのものを頬張り、ミもココロも温まって堪らない楽しみでありました。
ところが今はその焼芋を一年中いただくことが出来るようになりました。糖度が高く食感も様々なサツマイモが品種改良によって生み出され、そして何よりその貯蔵技術の飛躍的な発達が我々に極上の焼芋を与えてくれるようになりました。

焼きあがった「紅はるか」   Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8 (M42 Zebra)  SONY α7

昔のように落葉をかき集め焚火を熾す、そしてそこにサツマイモを放り込んでは素朴な焼芋を楽しむ…なんて様子を見ることはなくなりましたね。だいいち屋外でやたらに焚火などすればスグに通報されてケーサツのお世話になり、やれ消防法違反だの廃棄物処理法違反などと犯罪者扱いされてしまうのでしてね、もう非常にメンドっちい世の中になってしまっているわけですよ。時代遅れどころか吊るし上げ対象者、動画で撮影されて迷惑住民などとして SNS で叩かれまくり…なんてことが容易に想像出来てしまいます。

やきいも   Nikon Ai-S Micro-NIKKOR 105mm F4  SONY α7

エロおやぢの焼芋製造方法は市販されている「焼き芋シート」なるアルミフォイル加工品でサツマイモを包み、コンベクションオーヴンで30~50分間ほど加熱してやるだけのものです。ほっくりといいカンジに焼き上がり、香りも甘みも上々な焼芋が出来上がりますよ。
グルメな方々がよく食しておられるような高級サツマイモではありませんが、先日いつもの農民市場にて購入してきたものはB級品ながら " 紅はるか " と云う品種です。
焼き上がりナイフを入れてみると驚愕の品質でした…ねっとりしたボディーに繊維質は全く存在していなくて、まるで「芋ようかん」を切ったが如くの断面なわけです。昨年はバターを乗せて溶かしながら食したりしましたけれど、今年はそんな小細工はせずそのまんまストレートに…あぁそれでいいみたいです。よし、また食べるぞ…と決めました。
 
 

 
 
 
 

皐月の庭風景  門出と卒業


庭のあらゆる木々が芽吹いております
百日紅も枝の先端部だけでなく
幹の途中からも新葉を吹き出して
新たな門出に輝いております

皐月の庭風景 百日紅の新葉   FUJI PHOTO FILM FUJINON 55mm F1.8 (M42)  SONY α7

 
 


疲れ果ててしまったのでしょうか
モンシロチョウが柚子の花蕾に脚をかけてひと息ついています
よく見ると翅はボロボロになっていて
春の終わりを感じさせます

皐月の庭風景 ひと息つくモンシロチョウ   Nikon AF-S NIKKOR 70-300mm F4.5-5.6G ED VR  NIkon D300

 
 


鉢植えのヴィオラも卒業間近かな
あの溌溂としたエネルギー感は既になく
小振りになった花が哀れを誘います
寒かった冬も頑張ってくれてありがとう

皐月の庭風景 ヲワリのヴィオラ   FUJI PHOTO FILM FUJINON 55mm F1.8 (M42)  SONY α7