冬至カボチャとフランクフルト

醤油フランク

ええっ?今ごろになって冬至の話かよ…
すみませんねえ、諸事情山積の上にだらしのない性格だもんですから、年も明けてからのエントリーになってしまいました。しかしそれでも二十四節気など古来より伝わる歳時とそれにまつわる伝統行事は必ずジッコーしてきたエロおやぢでありまして、件の冬至ならば " 冬至カボチャ&小豆 " に " 柚子湯 " という鉄板セオリーは外せないわけです。

そして熱したスキレットにフランクフルト・ソーセージをのせてジュ~ジュ~いわせながらその冬至カボチャを食す…という、まあ言ってみればメンドくさがりズボラ中年オトコの反則ワザですな。母上が一所懸命ダシ汁で和風に煮てくれたカボチャをこんな風に西洋料理のガロニに使ってしまうなんてとんでもねー行為なのではありますが、これがまたいいカンジなんですよ。
そのワケは?
はいはい、ジツは…

冬至カボチャと醤油フランク   Arsenal V.I.Lenine MC HELIOS-81N 2/50  SONY α7

このフランクフルト・ソーセージねぇ、その名も『醤油フランク』!
本格ドイツ風ソーセージにお醤油を使った味付けを施してある品なのですな、JA系のマーケットで偶然見つけて即カゴした珍品であります。

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明方ハム 醤油フランク

ぷりぷりと美味いんです、お味は太いボディーがあって豚肉の旨味がギュ~っと詰め込まれたチカラ強いもの、溢れる肉汁と共に著しい満足感が得られるものであります。
それでも意外にお醤油の風味は感じられないのですが、根底の深いところに和の調味料が流れているせいか非常にスムースに食すことが出来るわけですね。和風な煮物であるカボチャと相性がいいのも頷けるハナシであります。

製造元は岐阜県のJA系加工会社です。ナゴヤへの長期出張時に知った企業とその製品でありますが、ピュアで上質…イッキにそのファンになってしまい、以来幾度となくその畜肉加工品を買い求めてはいただいております。
まさか静岡に戻ってからもこうしていただけるとは思っていなかったものですから嬉しい限りです。フツーのプレスハムがまた絶品なのですよ…それはまた別の機会に。


明方ハム(みょうがたはむ:めぐみの農業協同組合加工事業所)
https://www.myogata-ham.jp/

 
 
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庭風景  アネモネさんの綿毛


咲いた花の姿…
ユニークな種子苞…
長いこと楽しませてくれたアネモネさんでありますが
フィナーレはこんな風に綿毛となって散り去ってゆくのであります
ファンタジーの世界です

 

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庭風景 アネモネさんの綿毛   Nikon Ai AF MICRO NIKKOR 2.8/60  SONY α7

 
 
遠目にはメルヘンですが、よ~く見ると自然の驚異といいましょうか、なかなかに面白く興味深い造形が生成されております。下記のリンクをクリックするとその実像を高精細な画像でご覧になることが出来ますよ。
画像上でマウスポインターをクリックすればさらに拡大…ただし画像ファイルが大きく重たいのでCPUやメモリの弱いパソコンをお持ちの方はご注意願います。 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/artfoods/20210103/20210103103003_original.jpg
 
 
 
 
 
 


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f:id:artfoods:20081202142609j:plain:leftたかみさん
可愛らしい花の真実にはこんなルーツの存在が!みたいな (´▽`*)アハハ
顕微鏡写真のように、ヒトは知覚を遥かに超えたものに遭遇すると感動するものですよね!
 
 
 
 
 
 

北国の食材

長芋ステーキ

昨年末に青森の知人から名産の長芋が送られてきました。有難い、ジツに有難い。
シゴトの忙しさも手伝って肉体疲労が蓄積していたので、まさに渡りに船といったところでした。もちろんエロおやぢの居住する静岡にも山芋はありますが、こうした長芋ではなく自然薯系のものがほとんどで…つまりけっこー高価なんですね、ボンビな肉体労働者にはカンタンに手出しできない敷居の高さがあるわけですよ。

青森県産「長芋」

早速いただくことにしましたが、いつもと一緒でスリおろしや短冊カットでは能無し野郎なのでありまして、ここはファイトイッパツ『長芋ステーキ』ってのにチャレンジしてスタミナ補給だけでなくヴィジュアルの保養にも努めてみるのです。

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長芋ステーキ   OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO MC AUTO-S 1.8/50  SONY α7

ホットプレートに胡麻油を敷き、そこで長い板状にカットした長芋をじゅ~っと焼き蒸しするわけです。程よく温まったところにお醤油に酒・味醂などを加えた和風なステーキたれをジャジャっとかけ回し調味するのですよ。
仕上げにカツヲ節と刻みネギ…あ~もうわざわざ申し上げなくても美味しいのは判りますよね?


 

鰊(ニシン)の飯寿司とヅケ鮪山かけ

同時に送られてきたものは鰊(ニシン)の飯寿司であります。
北海道や東北地方で昔から食べられている近海魚の保存食、こいつは極上の酒の肴でしてね、そんじょソコラのデパ地下なんぞでは絶対に売っていないシロモノでしょう。
しかもかな~り発酵が進行していてマニアックなお味…食べ慣れない方では即パスの感想が漏れるに違いありませんが、北海道での生活が長かった当家に於きましては大いに歓迎される伝統食であります。
美味い、感動ものです。母上もたいそう喜んで完食してしまうのです。

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鰊の飯寿司   OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO MC AUTO-S 1.8/50  SONY α7


もちろん長芋はステーキだけで食べ尽くせるわけもなく、定番の「山かけ」でもいただきました。
今回は皮をむかずにそのままスリおろして食してみるのですが、鮮度がたいへんよろしい長芋なので皮がその白い身肉の滑らかさを損なうこともなく、たいへん美味しくいただきました。若干ですが風味も増したような気もします。

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ヅケ鮪の山かけと樽酒

こうした料理には日本酒が欠かせませんよね、エロおやぢが住む哀愁のイナカ町にも優秀な地酒が在りますが、比較的よくいただく他県のお酒としては灘のものが気に入っております。
メジャーなブランドではありますが、割とどのスーパーでも扱っていてお値段もリーズナブル、お味も上等…ってことで菊正宗のたる酒であります。ほのかに漂う杉樽の香り、冷やでキュッとクチを洗うのがサイコー、なかなかにヤメられない快感であります。




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f:id:artfoods:20081202142609j:plain:leftたかみさん
以前からいちどやってみたいと思っていたレシピであります…
こんなふうに大量をテにしないと実現できないわけでして、積年の願いが叶ったことに感謝しております。
 
 
 
 
 
 
 

危機感

コンビーフとキャベツの蒸し焼き

コンビーフの缶詰と云えばスリットの入ったキーで缶に仕込まれたリボン状のラインを巻き切り開缶する…そんな儀式が愉しい保存食でありました。同様の開缶方式を採る缶詰にはオイルサーディンなどもありましたが次第にその姿は消え、近年はほぼコンビーフのみという状況でした。
昨年のいつだったか、そのコンビーフ缶もいよいよ新たな開缶方式に移行する…というニュースを聞くに及び、慌ててスーパーに買いに走ったエロおやぢであります。

コンビーフ缶 旧タイプ

いやいや、パッカンになったからと云ってお味が変わるわけでもありませんしお値段も従来通りです。それじゃあナゼ?なんですが、テメーでもよく解りません…すみませんねぇなんとな~く見納めでもといいますか、もうその開缶儀式が出来なくなると思うとたまらなく愛おしいもののように感じてしまったからなのでしょうか。

あぁ缶切りも要らないし、キャンプなんぞの携行にはマコトに便利なものだったんだけどなあ…と想い出に耽っているうちにみょ~なことを思い出してしまいました。それは最近のコドモたちが " 缶切りの使い方を知らない " という事実なのであります。それどころか缶切りそのものが何の用途に使うものなのか、道具であることさえ判別出来ない…という衝撃テキな現状であります。
そりゃそうだろうなあ、缶詰と云えばパッカン…今じゃ全てソレだもんね。我々中高年世代は缶ジュースだって専用の缶切り(三角の飲み口穴が開くやつね)を使う時代を過ごしてきたんだ、プルトップ缶に画期的な未来を感じたのは昭和生まれだけなんだろうと思いますよ。

コンビーフとキャベツの蒸し焼き

今はすっかり便利な世の中になってしまい、かつて苦労して解決してきた事柄が日常のなんでもないこととなっているのは悪いことではないのだけれど、電気や電子通信網などのインフラが何らかの理由で遮断された時に、彼らはいったいどう対処するのだろう…という危惧を持たざるを得ないのよね。テクノロジのことだけでなく道徳教育なども含め、このままでいいのだろうか…いや当然このまま放置していいはずがない…という危機感があるのです。

おっと、ひどい脱線ではありませんが、本駄文日記の目的からは逸脱した記述になってしまいました。
その巻き取りキー方式で開缶した最後のコンビーフは、ホットプレートの上でキャベツなどのヤサイと共に蒸し焼きにされ、塩コショウで味付けされてエロおやぢの胃袋に収まっていったわけです。あぁ美味かったなあ…でもマヨネーズぷちゅ~してマゼマゼしてもよかった気がします。
因みに最新のコンビーフは一般用がアルミ缶にアルミシール蓋、業務用はレトルトパウチで供給されているそうですよ。これを機会に平素の食事にもっと取り入れてもいいんじゃないか…なんて気付きました。


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柚子の収穫と剪定


年末にやろうと思っていた柚子の収穫
年も明けた昨日にようやくジッコーしたズボラ野郎であります
たくさん収穫できたのは嬉しいけれど
ついでに剪定もやろう…なんて欲を出してしまったものですから
なんだかずいぶん疲れましてね
今日もまだそれを引きずっております

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柚子の収穫と剪定

 
 
 
 
 
 
 


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f:id:artfoods:20081202142609j:plain:leftたかみさん
緊急事態は何も新型コロナに限ったことではありませんよね…
自然災害など我々の生活を脅かす事態がいつ何時やってくるか判りません、そんなときに必要となるのが備蓄食材でしょう。地方自治体や国の支援を受ける前に、先ずは自らの命を守る工夫も怠ってはなりません。
コンビーフっていいですよね、コンパクトに高カロリー&豊富な動物性タンパク…しかも美味しいと来てるんだから。
冷たくても美味しい食べ方を考えておかなくちゃ (´▽`*)アハハ
 
 
 
 
 

沈黙は金

金の華フランクフルト

古代ローマ時代から " 愚者は語り賢者は黙す " と言われてきました。エロおやぢも齢を重ねるうちにそうした諺を実感するようになりまして、特に現在身を置いているギョーカイではその傾向が顕著であることに思わず嘲笑がこみあげてくるのであります。
よくもまあ語るもんだ…と呆れることもしばしばでありまして、不肖エロおやぢに於きましてはいちおー写真やカメラ&レンズといったものや料理についてはソレナリなスキルを持っていると自負しているわけではありますけれど、シゴト先ではそういった個人テキなものは一切出さないようにしているので、ヒトによってはそういった話題を振ってきたときに(このヒトはどの程度の能力の持ち主?)てなところをわざとトーシローみたいな質問をして探りを入れる場合もあるわけです。
こちらが「へえ~」とか「なるほど…」などと相槌を入れてやるとますます調子に乗って語りだすのですよ。(いや~アンタのウンチクは素晴らし過ぎてついて行けないね、マジでバカじゃね~の?!)とコチラが思っていることも知らずにそのオトコは「オレは日本一だぜ、何でもよく知っているんだ」みたいに滔々と語り続けるわけです。
バカのフリをして黙って聞いているのは苦しいものですが、そこで相手をギャフンと言わせようなどと思ってはいけないわけです、ここは沈黙を押し通すのがデキるオトコ。まあある意味性格が悪いと言われても仕方ありませんけれど、バカはプライドを傷つけられると逆ギレするケースが多いので用心しているだけのことです。沈黙は金ですよ。

さてそんな金というコトバを食べ物のナマエに冠したものが最近多くなっていますね。某コンビニのオリジナル商品でも「金の〇〇」などといったものをよくメにします。ちょっとグレードの高い商品に金印というステータスを与えてやるわけですね、解りやすくていい場合もあります。
先日も県東部の某有名肉屋さんでショウケースの中にそのテの商品を見つけ、思わず購入してしまいました。その名も『金の華フランクフルト』であります。

金の華フランクフルト   Carl Zeiss Jena Pancolar 1.8/50 (Zebra)  SONY α7

100g単価は¥330とけっこーいいお値段です。そりゃそうだよな、金ですから。しかし精肉のみならず畜肉加工品も評価の高いそのお店のオリジナル手作りですからね、きっと美味しいに違いありません。
フランクフルトの名の通り直径が20~35mm、数としては四本でも300g近い重量となって¥1000に迫る購入価格になってしまいました。まあそんなもんでしょ、美味しければ安いもんです。

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Prince de Bao と フランクフルトソーセージ

欧州の食紀行モノでよく登場する所謂「白ソーセージ」ってやつですね、細かく滑らかに挽いた豚肉がぷりぷりジューシイに詰められておりまして、茹で上げては粒マスタードをたっぷりつけて食すと、もうキブンはフランクフルトの街角レストランなのであります。あ~美味い!いいねえコレってさ!
残念ながらドイツの白ワインは当家のストッカーにはないけれど、いちおー辛口のスペイン産ならあります…ってことで同席させてみました。おいおい、ドイツ風のソーセージならビールでしょ…と、一般的にはそうなのですが、こうしたノンスモークタイプなら白ワインが一番よく合うようです。
このフランクフルト・ソーセージはまた食べたいけれど、もうしばらくその近くの現場には行きそうもないし…う~む。




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庭風景  冬の雨


冷たい雨が朝からしとしとと…
いや去年の暮れのことですが
玄関エントランスに楓の紅葉が濡れ散っていて
一抹の寂しさを感ずる季節の移ろい

 

庭風景 冬の雨   MINOLTA M-ROKKOR 2/40  SONY α7







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f:id:artfoods:20081202142609j:plain:leftたかみさん
築四十余年、古ボケた拙宅も雨に濡れればよく見えるってもんです\(≧▽≦)丿
ところで築の入力でchikuって打つと第一候補が乳首、古ボケのfuruboでフルボッキ…呆れちゃいますねえ、なんてエッチなパソコンなんでしょう。
そう調教したのはオマエだろが!って? う~ん、確かに… (´▽`*)アハハ
 
 
 
 
 
 

新春美食酔夢譚

元旦

お雑煮とお節

ゴーカなお節を奢った年もありましたが、ここ数年は楚々としたものに落ち着いております。もちろんお正月に普段は食すことのない伊勢海老やらアワビに高級和牛のローストビーフとかフォアグラ云々といった高級食材を盛り込んだお節重箱を準備することに異論はありません。ヒトそれぞれ…生活様式や環境そして経済状態や家族構成も違うのですから、各自が一番シアワセになれるものを用意すればよいのです。

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お雑煮とお節

ただエロおやぢの場合はミエとかバエなどを考慮に入れなくなっただけ…テメーの食生活の流れに沿ったもので、なおかつお正月のフンイキや伝統・風習に鑑みたものは踏襲したいと云うスタイルを考えたときに、こうなってしまっているだけであります。
困ったことは当家で主にそうした準備を行う母上の健康状態ですな、お煮しめにはせっかく作った椎茸の煮物を入れ忘れたり、お重には新春定番のコハダ酢〆を盛り込み忘れたりと、以前にはなかったミステイクが頻発していることであります。
まあヒト様に迷惑のかからない程度のことですからサラッと流していいにしてますけどね…。

富士錦 純米たる酒

それでもなかなかにバランスの取れたお節かと思います。ニッポン人はエライよなあ、お目出度くて忙しい三が日には煮炊きをせずともこうして栄養を摂取し、美味しい食事が出来るような工夫をし、またそれをコンパクトにまとめたものを習慣にしているなんてさ。
そんなことを考えながら地元の日本酒で乾杯であります。あぁ美味い、いいお正月じゃないか。
 
 
 
 

毛ガニ甲羅盛

年末に食べようと思っていたカニは元旦の夕食にスライドしました。まあ諸事情がございましてね、そーゆーことになったわけです。大晦日は県内産ブランドの和牛でスキヤキでしたが、ヨッパでメンドでお気楽に過ごしたかったものですからフォトはありません。
正直言って食事の度に記念写真をテイクすることに若干の疲れも感じております。ただ「あ~メンドくさ~!」と思いつつ、長年のこうした習慣は完全放棄出来ないでおりますし、またそうした努力を忘れては人生にキンチョー感がなくなって、本当のクズ男になってしまうような気がするのも一因であります。

北海道釧路から冷凍で配送された毛ガニはタグつきのものでありまして、長年こうして購入させていただいているお店の信頼の証しでもあります。今までただの一度もハズしたことはなく、本当に満足できるカニが毎度届けられるのは嬉しい限りであります。

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富嶽夢譚と北釧水産タグつき毛ガニ

ハッキリ申し上げまして多少高いのも事実です。そりゃこんなご時世ですからね、ネットで検索すればカニを扱う業者さんなんぞは山ほど出てくるわけでありまして、どこもディスカウント価格でアピールしているわけです。しかし周囲から聞き及ぶ限りではけっこーな裏切りもあるようでして、出来ればお値段よりも品質と信頼を優先すべきかと心得ます。

静岡県内の醸造所が「富嶽夢譚」なる抹茶ハイボールを新発売しておりましてね、毛ガニの解凍を待つ間ぐいぐいと飲りながら時間を過ごすエロおやぢであります。抹茶の風味や色合いもサワヤカで悪くありませんが、元来の酒好きにはちいと物足りないカンジもします。

毛ガニ甲羅盛   AF-S DX NIKKOR 1.8/35G  Nikon D40

さあ元旦のメインイベントであります、毛ガニですよ毛ガニ!嬉しいなあ…久しぶりの毛ガニちゃんであります。
持って判る重量感、もう身肉はパンパン!カニみそたっぷり!甘くて 旨くてサイコーっ!…ただ例によって甲羅盛ってのを実践するために、しばしのガマン大会が続行される食卓でありまして、この完成した姿になるまでにはテメーの欲望・煩悩とは激しい対立を乗り越えなくてはならないのですな。
存分に身肉とミソを盛り上げたら、手を洗い顔も洗い、箸や酒器も新しいものに取り換え、食卓もタタッと清掃しこの美食と対峙出来るようになるのです。この後のお話は無用でしょう…あぁなんてシアワセな元旦なのよ!新春美食酔夢譚であります。
 
 
カネキタ 北釧水産 株式会社
https://www.hokusen.co.jp/
北海道釧路市星が浦南2丁目6番10号
TEL=0120-204-019
ACT=10:00-11:30 / 12:30-16:00 土日祝日休
  
 
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庭風景  春の準備~梅の花


昨年末から気付いてはおりましたが
ここにきてその花蕾も膨らみ色も微かに射してきた梅であります
春の準備ですねえ
今月末にはチラホラとその可愛らしい花を見られるようになるでしょう

 

庭風景 春の準備~梅の花蕾   Nikon Ai-S Micro-NIKKOR 4/105  SONY α7

 
 
 
 
 
 


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f:id:artfoods:20081202142609j:plain:leftたかみさん
カニ味噌は器にした甲羅の底のほうにあったんですが…
せっかくの毛ガニ味噌ですからね、バエるように上に乗せようかとホジクリ出して… (´▽`*)アハハ
あぁサイコーのカニですな…また喰いて~っ!
 
 
 
 
 
 
 

極上イタリアン


新年明けましておめでとうございます
今年も宜しくお願い申し上げます


令和三年元旦
Art-Foods


Mt.Fuji_210101_0718 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

7:18am, January 01. 2021. @Fujinomiya-City




リストランテ ROMEO(ロメオ)

例によってお墓参り、そしてお食事と年始のお買い物と云う三点セットで昨年末のミッションを遂行したエロおやぢであります。
当家の菩提寺は次郎長さんの清水港にほど近い場所に在るお寺さんでありまして、大きな寺院ではありませんけれど立派な住職殿が管理されておられますので安心してご先祖様方の供養をお願いしている次第です。

日蓮宗示迹山本要寺

まあ信心の薄いエロおやぢですから、墓所の清掃などはテキトーにやっつけて、そのアフターにココロを馳せてそわそわしてばかりいるわけですね。もう何年もこうした状態ですからご先祖様方も半ば呆れてお諦めになっていらっしゃるでしょう…と極楽トンボなのですな。

   ◇      ◇      ◇   

 
 
さてさて、お楽しみのランチタイムです。ジツは前回の墓参の時は「予約の営業のみ」という臨時なアクシデントに見舞われて喰い逃したイタリアンの名店 ROMEO さんでありまして、今回はそのリベンジ編であります。

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リストランテ「ロメオ」店内

落ち着いた店内の設え、静かな JAZZ が空間を埋めている様子は本当に心地よいものであります。オトナのお店…って感じですね、静岡市でイタリアンは?と訊かれたら真っ先にお勧めしたいお店なのです。

ランチコースの前菜

今回はいくつかのパスタの中から選べるプリフィクスのランチをお願いしました。以前にも食したことのある『ペスカトーレ』を選択しましたが、やはり前菜にもそのセンスが大いに活かされているわけでして、そのひと皿の素晴らしいことといったら!
茹でシラスのクロスティーニ、法蓮草のキッシュ、ミートボール、ポテトを台にしたスチームドチキン…中高年エロおやぢのふてぶてしいココロもキュンと刺してくる品々、それに連なるメイン料理への期待を大いに膨らませてくれるわけです。

ペスカトーレリングイネのトマトソース

トマトソースのリングイネで仕立てられた「ペスカトーレ」、トッピングとして施された粗挽きのパン粉が並みのパスタではないことを象徴しているのです。
カニが二種、海老が二種、その他にプリンスエドワード島産のムール貝や県内産アサリとイカ…あぁ海鮮好きには堪えられないラインナップじゃありませんか。オーナーシェフ殿自ら市場に出向いては仕入れてくるという海の幸を惜しみなく投入したひと皿…期待から1mmもズレない美味しさがここにあります。最高に美味い!感無量であります。

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コーヒーとドルチェ

ドルチェもティラミスやストロベリーケーキはレギュラーですが、そこにリコッタチーズをフィーチャーしたカッサータ・シチリアーナを同席させてくるところが憎いじゃありませんか、メインのお料理に平伏しているところにコレではもう立ち上がることさえ出来ません。うっわ~参りました、もうヨケーなウンチク垂れしてエラソなことを吠えたりするのはヤメにしたくなります。

あぁ本当にご馳走様でした。テキトーに頑張った令和二年のご褒美としては分不相応なものかと思いますが、まあたまにはいんでないかい…なんてノーテンキに自己肯定した歳末でありました。
世間は例のビョーキに疲弊しておりますが、エロおやぢにとっては今年もいい年になりますように…。



リストランテ ROMEO(ロメオ)
http://www3.tokai.or.jp/romeo/
静岡県静岡市清水区江尻台町 1-26
TEL=054-365-6792
ACT=11:30-14:00 / 18:00-20:30 月曜定休







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令和二年 大晦日の日没富士


晦日も夕方
急にリビングの照明を取り換えたくなって市内のホームセンターへ
折しも令和二年のラスト日没

いろいろなことがあった年だったなあ…
人生のターニングポイントだよ

闇に落ちてゆく山頂の冠雪を眺めながら
不思議に豊かなキモチでいられたエロおやぢ
 
 
4:44am, December 31. 2020. @Fujinomiya-City

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Olympus PEN-F F.Zuiko Auto-S 1.8/38  SONY NEX-7

 
 
 
 

  


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f:id:artfoods:20081202142609j:plain:leftたかみさん
360°全天球カメラって、ある意味ズルとも言えますが (´▽`*)アハハ
まあ便利なデバイスですからね、臨機応変に使ってみなさんに楽しんでいただきたいと思っております。今日の富士山の場合、もう少しステキな場所だといいんですけど...






違いの心得三つ

師走の庭風景  雨に濡れる紅葉

未明から雨音が聞こえていました。
それもけっこー激しい雨のようでしてね、まあこのところずっと降雨がありませんでしたから丁度良いお湿りでしょ…などと布団にくるまってぬくぬく過ごしていたエロおやぢではありますが、年末ともなればアレやコレや用達用便用務用立…まあたいていはヤボ用なんですけれど、とにかくやらなければならないことを先送りする悪いクセが呼び込んだ急な責務、この期に及んでイッキに押し寄せてくるわけですね、うかうか寝てなんかいられないわけです。
起床して朝メシを喰い、さあ今日も一日…と庭に出てみれば、未だ雨は降り続いておりまして紅葉が濡れてショボっとなっているわけです。

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師走の庭風景 雨に濡れる紅葉   Carl Zeiss Jena Sonnar 3.5/135 (Zebra)  SONY α7

モミジを漢字で書くと紅葉、赤くなっていなくても紅葉なのであります。ですから青いモミジは青紅葉となってヘンなことになってしまうわけですね。
それじゃあカエデは漢字ですと楓、楓の紅葉や青楓というコトバには違和感がありません。ただカエデの語源はカエルの手…つまり蛙手に似ているからという通説ですからね、やっぱり青い色が基本なんでしょう。
モミジとカエデの違いは葉の切れ込みが深いものをモミジ、浅いものをカエデと区別しているようです…なるほどねえ。本日の駄文日記のタイトル「違いの心得三つ」のひとつ目であります。
 
 
 

ジンギスカン風ソテーラム

北海道釧路に住んでいたころはしょっちゅうジンギスカンを食しました。例の成吉思汗鍋って云う鋳鉄製の特殊な調理器具を使って焼くわけですよ。
半球状山型の表面には深い溝が切ってありまして、そこを焼いたニクの脂が伝って周辺下部に溜まる構造でして、ヤサイなどが非常によく焼けて美味しくいただけるわけです。よくできたモノですよ。

サフォーク クロス ラム

もちろん当家にも何十年も使い続けている成吉思汗鍋があります。大切に使ってはお手入れしているので、このあと何十年だって使えることでしょう。
でもねえ、そいつを使ってジンギスカン料理をするとなると " 屋外での使用 " というのが前提になるわけでして(理由は割愛)、あ~ジンギスカン喰いてえなあ!と思ってもハイハイそれでわ…ってワケにはゆかないのです。

ジンギスカン風ソテーラム   MIRANDA AUTO MIRANDA EC 1.8/50  SONY α7

そこで思いついたのがフツーにフライパンでラムを焼き、ヤサイを乗せたスキレットに移し替えて食す…という方法なのですな。これがまたリアルなフンイキでお味の方もまあまあに収まるわけです。
このところお気に入りとなってしまいましてね、年末二か月間に三回ほどジッコーしてしまいました。それくらいお手軽なのに美味いってやつです。
道具や調理方法だけでなく肝心なラム肉にも新興勢力が存在しましてね、一般的なマトン種に良好な肉質と云われるサフォーク種をかけ合わせた品種のようです、その名は「サフォーク・クロス・ラム」。
これは美味い!柔らかで香りもいいし、旨味に満ちている…あ~フツーのラム肉とは違うんだなあってことで「違いの心得三つ」のふたつ目です。

サッポロ クラシック

たまたま購入ストックしてあったビールは北海道限定のものであります。フツーは静岡では売ってないんですけどね、どこぞの北海道フェアみたいなイベントの売れ残りでしょうか、近所のドラッグストアにたくさん並んでおりました。
サッポロ赤星ラガーのようにキレのいい苦みと香り、とってもピュアな印象でジンギスカンにはぴったりなドリンクに満足です、あ~もっと呑みたかったなあ。




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紅富士


午後には雨もあがって晴天に
予想通り富士山には冠雪が復活しておりました
日没前の一瞬
山頂が紅色に染まるマジックショウが披露されます
 

4:41 pm, December 30. 2020. @Fujinomiya-City

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令和二年師走 紅富士   Nippon Kogaku NIKKOR-H Auto 2/50   SONY α7

富士山が赤く染まる様子を表すコトバに「赤富士」というものがあります。これは雪のない夏の富士山が朝陽や夕陽に赤くなった状態を指します。
これに対して「紅富士」は雪を冠した富士山が紅く輝く姿なのでありまして、できれば混用はさけて明確に区別認識していただきたいと思っております。ただ「あかふじ」というコトバに対応する漢字表記は「赤富士」「紅富士」「朱富士」「茜富士」と四つの用例があり、いづれも「あかふじ」と読めないこともない…という日本語の難しさがありますね。

ってことで「違いの心得三つ」のみっつ目をウンチク垂れして本日の駄文日記の終了であります。あ~疲れるでしょ?こーゆー文章って。
 
 
 
 
 
 


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f:id:artfoods:20081202142609j:plain:leftたかみさん あけましておめでとうございます!
以外に知られていない「赤い富士山の呼び名」であります (´▽`*)アハハ
該当する漢字にはそれぞれ風情があってよいものです、ボク自身もしっかり使い分けてよりよい表現が出来れば…と思っております。