■ コンビーフとキャベツの蒸し焼き
コンビーフの缶詰と云えばスリットの入ったキーで缶に仕込まれたリボン状のラインを巻き切り開缶する…そんな儀式が愉しい保存食でありました。同様の開缶方式を採る缶詰にはオイルサーディンなどもありましたが次第にその姿は消え、近年はほぼコンビーフのみという状況でした。
昨年のいつだったか、そのコンビーフ缶もいよいよ新たな開缶方式に移行する…というニュースを聞くに及び、慌ててスーパーに買いに走ったエロおやぢであります。
いやいや、パッカンになったからと云ってお味が変わるわけでもありませんしお値段も従来通りです。それじゃあナゼ?なんですが、テメーでもよく解りません…すみませんねぇなんとな~く見納めでもといいますか、もうその開缶儀式が出来なくなると思うとたまらなく愛おしいもののように感じてしまったからなのでしょうか。
あぁ缶切りも要らないし、キャンプなんぞの携行にはマコトに便利なものだったんだけどなあ…と想い出に耽っているうちにみょ~なことを思い出してしまいました。それは最近のコドモたちが " 缶切りの使い方を知らない " という事実なのであります。それどころか缶切りそのものが何の用途に使うものなのか、道具であることさえ判別出来ない…という衝撃テキな現状であります。
そりゃそうだろうなあ、缶詰と云えばパッカン…今じゃ全てソレだもんね。我々中高年世代は缶ジュースだって専用の缶切り(三角の飲み口穴が開くやつね)を使う時代を過ごしてきたんだ、プルトップ缶に画期的な未来を感じたのは昭和生まれだけなんだろうと思いますよ。
今はすっかり便利な世の中になってしまい、かつて苦労して解決してきた事柄が日常のなんでもないこととなっているのは悪いことではないのだけれど、電気や電子通信網などのインフラが何らかの理由で遮断された時に、彼らはいったいどう対処するのだろう…という危惧を持たざるを得ないのよね。テクノロジのことだけでなく道徳教育なども含め、このままでいいのだろうか…いや当然このまま放置していいはずがない…という危機感があるのです。
おっと、ひどい脱線ではありませんが、本駄文日記の目的からは逸脱した記述になってしまいました。
その巻き取りキー方式で開缶した最後のコンビーフは、ホットプレートの上でキャベツなどのヤサイと共に蒸し焼きにされ、塩コショウで味付けされてエロおやぢの胃袋に収まっていったわけです。あぁ美味かったなあ…でもマヨネーズぷちゅ~してマゼマゼしてもよかった気がします。
因みに最新のコンビーフは一般用がアルミ缶にアルミシール蓋、業務用はレトルトパウチで供給されているそうですよ。これを機会に平素の食事にもっと取り入れてもいいんじゃないか…なんて気付きました。
■ 柚子の収穫と剪定
年末にやろうと思っていた柚子の収穫
年も明けた昨日にようやくジッコーしたズボラ野郎であります
たくさん収穫できたのは嬉しいけれど
ついでに剪定もやろう…なんて欲を出してしまったものですから
なんだかずいぶん疲れましてね
今日もまだそれを引きずっております
たかみさん
緊急事態は何も新型コロナに限ったことではありませんよね…
自然災害など我々の生活を脅かす事態がいつ何時やってくるか判りません、そんなときに必要となるのが備蓄食材でしょう。地方自治体や国の支援を受ける前に、先ずは自らの命を守る工夫も怠ってはなりません。
コンビーフっていいですよね、コンパクトに高カロリー&豊富な動物性タンパク…しかも美味しいと来てるんだから。
冷たくても美味しい食べ方を考えておかなくちゃ (´▽`*)アハハ