春を感じる食卓 其の弐 『生しらす』と『新筍煮』

『生しらす』と『新筍煮』

そして黒潮の恵みも

墓参りそして食事と予定通りにコトは運びましたが、やはりタタッとお買い物をして晩酌の肴でも…と清水のちょいハイソ系スーパーに立ち寄りました。サスガに上質な食材が溢れんばかりに並べられ、哀愁のイナカ町スーパーとは一線を画す品揃えであります。
迷いに迷う食欲の嵐ではありますが、そんな中でこの時期に押さえておかなければならない食材がいくつかあります。桜海老とほぼ同時に解禁となった駿河湾のシラス漁ですね、今年は若干漁獲量が少な目で高値スタートでしたが、ここにきて持ち直しているようです。エロおやぢの財務状況でもなんとか負債を抱えずに済みそうな価格に落ち着いてきておりまして、先ずは『生しらす』をチョイスしました。

庭の山椒新芽

先般から地元産の筍も出回り始め、静岡市内は藤枝地区山間部の新筍が多く入荷しているようですね。これも朝茹での新鮮なものがありましたのでひとつカゴに。ええ、当家の庭には山椒の新芽が先日からスタンバイしておりましてね「早くタケノコ持ってこい!」とウズウズしているわけですよ。お待たせしました、今日は『新筍煮』にしますから活躍を期待していますよ。
そして春の黒潮にのって北上してくる本鮪(クロマグロ)の幼魚メジマグロも未冷凍の切り身で並んでおります。いいねえいいねえ、こいつも肴にしましょうね。まあ脇役テキなものですから、切り落としのお買い得品でもオッケーです。
あとは巻貝の " ながらみ(ダンベイキサゴ)" も黒潮海域の生物ですね、都合の宜しいことに既に塩茹でされたものがありましたので、それもすかさずカゴに入れます。

生しらすと新筍煮   MIRANDA AUTO MIRANDA 50mm F1.4 ( 8-Elements )  SONY α7

帰宅してから先ずは新筍をカットし、淡口醤油とカツヲ出汁でそっと煮ておきます。春先の新ワカメなどと炊き合わせる「若竹煮」が定番のようですが、エロおやぢの場合は筍オンリーが好みです。
あとは購入した食材を塗りのプレート上に適宜並べ、晩酌スタートの鐘を待つばかりです。その間にこの日購入した日本酒のことを少し調べてみたり、冷やにするかヌル燗にするかを決定したり...まあそーゆー時間が楽しいものなのですよ。
『生しらす』は静岡市の最も西に位置する用宗(もちむね)漁港での水揚げですが、やはりサイコーの鮮度が保たれていて申し分ありません。ヌメヌメしていたり苦みが生じていたりなどは皆無、シャッキリぷりっとしていて、この品質を家庭でいただけるシアワセを強くかみしめます。
香りよく甘みも豊かな新筍、フレッシュな山椒新芽がその風味にトドメを刺します。メジマグロの旨味と滑らかな食感、ながらみの濃くそして豊潤な磯の旨味が堪りませんね、ワタのまったりした甘みもスープリームな領域に達していますよ。

森本酒造 小夜衣

相棒にした日本酒は県中部の菊川市にある森本酒造さんの製品です。ラベルは歌川広重「東海道五十三次・日坂宿」の浮世絵をモノクロームで再現したもので、ずいぶんシブいデザインですよね。大井川を越え遠州に向かう厳しい山道を広重が浮世絵にしたものを採用し、このお酒のクリアな旨味とふくよかな香りを上手く表現しているものかと思います。
しっかりと春を感じる食卓でしたが、少しゼイタクな感じもあって分不相応であったかと思います。まあ父の命日でしたからね、故人を偲んでたまにはこんな宴も悪くはないでしょう。
 
 



卯月の庭風景  紗雅とウラシマソウ


先日は一輪だけ咲いた紗雅をフォトにしましたけれど
その隣にツインとなったものが綺麗に咲きました
もっとたくさん咲いてもよさそうなものを
例年こんな調子でボツボツと

卯月の庭風景 紗雅   Nikon Ai-S Micro-NIKKOR 55mm F2.8  SONY α7

 
 


そして今年も元気に登場したウラシマソウ
群落がまた増えて三つになりましたが
これ以上は増やさない方がよさそうです
あぁそれにしてもブキミ系ですねえ

卯月の庭風景 ウラシマソウ   Nikon NIKKOR-N・C Auto 24mm F2.8   SONY α7

 
 

 
 
 
 

春を感じる食卓 其の壱 『桜海老のかき揚げ』と『季節野菜の天せいろ』

『桜海老のかき揚げ』と『季節野菜の天せいろ』

蕎麦 玉川

昨日は亡き父の命日で、清水にあるお寺へ墓参りに行ってきました。前日までの大雨も止み、晴れ上がった空はキモチの良いものですね...道すがら蒲原・御殿山や清水・船越堤の桜など、美しい春の景色を愛でながら向かう春の一日でありました。

本要寺の手水

墓参りはタタッと済ませ、例年のルーティンとなっている墓参後の食事に向かうわけです。昨年だけは体調も悪かったので簡単な買い物だけで帰宅しましたけれど、今年はかなり復調しましてその外食も復活であります。前日から決めていたのは、同じ清水にある玉川さんというお蕎麦屋さんで春野菜の天ぷらを食して帰ろう…と云うことでした。

示迹山 本要寺 本堂

お寺からはクルマで10分程度の距離なので開店時間の午前11時直後には到着します。それでも既に三組ほどの先客がおられまして、こちらのお店の人気のほどが窺えます。
清潔で余裕のある広さがある店内に腰を下ろし注文をお願いするのですが、メニューブックの他の献立には目もくれず『季節野菜の天せいろ』一択、素早い勝負でその美味しさに期待を馳せるのですな。

蕎麦 玉川

店内ホール中央には天井に届く高さのガラス張りスペースがあり、石や草花が美しくレイアウトされております。食事が提供されるまでの時間はそう長く待たされるわけではありませんが、それでもこうして中庭のような設えを眺めて過ごすのが楽しみでもありますね。

蕎麦玉川店内_240410 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

さあお待ちかねの『季節野菜の天せいろ』です。
お蕎麦はもちろん極上の美味しさでありますが、白眉はやはりこの旬の野菜の天ぷらでしょう。新筍、そら豆、蕗の薹、ワラビ、タラの芽、菜の花、アスパラ…あぁどれも本当に美味しい。春の香りに満ち溢れ、パ~ン!と発散するかのようなエネルギーがあります。ほぼ毎年のようにこの献立をいただきますが、間違いのない美味しさ…と云うよりは必ずいただかなくてはならない食事かと考えます。

季節野菜の天せいろ

もうひとつサイドーダーしたのは先日春漁が解禁になった桜海老、その『桜海老のかき揚げ』です。昨年秋に秋漁での桜海老を自宅でかき揚にしていただきましたが、やはりプロフェッショナルの仕立てるかき揚はレベルが違いますね、もうサクサクしていながらふんわり風味よく揚がっておりますし、何より桜海老そのものの鮮度と揚げ油のクオリティーが上質なのですよ。力量の違いを如実に見せつけられますが、やはり専門店ならではの美味しさを堪能するにはココしかない!ってカンジですな。

桜海老のかき揚げ

そんなこんなで平素はクチにすることのないご馳走をいただいて帰宅するわけですけれども、これも亡き父がヒソカに残してくれたプレゼントなのかなあ…とも思えます。
命日のお墓参りの頃はちょうど春の山菜や野菜が旬…こんな巡り合わせがあるのです。


蕎麦 玉川
静岡県静岡市清水区御門台 1-33
TEL=054-346-4288
ACT=11:00-14:00 / 17:00-20:30(蕎麦・出汁が無くなり次第終了) 月曜定休
 
 
MINOLTA M-ROKKOR 40mm F2
SONY α7
RICOH THETA SC
SONY XPERIA 5





卯月の庭風景  柊南天


昨年末には様々なカラーに色づいた柊南天ですが
今はすっかりその葉も入れ替わって
フレッシュなグリーンに衣替えしました
ツヤツヤとした表面が雨滴を弾く姿も素敵です

卯月の庭風景 柊南天の雨滴   Nikon Ai-S Micro-NIKKOR 55mm F2.8  SONY α7

 
 

 
 
 
 

ファースト・トマト

ファースト・トマト

ニッポンの元祖ブランドトマト

ファースト・トマトは太平洋戦争中の昭和13年、愛知県豊橋市で誕生しました。それまでの品種と異なり先端が尖っているのが外見上の特徴で、しっかりした果肉と穏やかな酸味、そして皮が薄くて食べやすい品種でしたが、1985年に桃太郎トマトが開発されるとイッキに逆転され、ニッポンのトマトはほぼ桃太郎トマトに席巻されてしまうわけです。栽培がラクで日持ちも良好、しかも糖度が高いものが多かった桃太郎トマトはやはり市場を占拠しました、フルーツトマトの始祖みたいなものですからね。
消え失せたかのように見える哀れファースト・トマト…しかし近年になって昔懐かしいトマトの味が見直され、このファースト・トマトも復権の機を窺っているのです。エロおやぢもジツはそんなファースト・トマトを見つけ、コドモのころに食した青臭くて原種のトマトに近い風味を楽しんでみたくなりました。

ファースト・トマト   Asahi Opt.  Super-Multi-Coated Takumar 120mm F2.8  SONY α7

未熟なうちに出荷して評判を落としてしまった過去の失敗から、最新のファースト・トマトは樹で完熟させてから市場に送り出すようにしているそうです。あ~如何にもトマトらしいトマトってお味で美味いものですね、こうした品種は加熱したりせず、生のまま冷しトマト…塩を振ったやつね…で食すのが一番かな。昔に較べると穏やかな風味に感ずるのは、テメーが齢をとったせいかも知れませんが。
そう言えば北海道に住んでいたころはトマトにお砂糖をたっぷり振って食すヒトが多かったものです。当時はゲッと思い、そんな食べ方を毛嫌いしておりましたが、先日面白半分にお砂糖をかけて食べてみたら…あら~美味しいじゃありませんか。なんだかステキな風味のするスイーツみたいになるんですよ。うふふ♪もしかしたら今年の夏はソレにハマるかもね。



 
 
 
 

ちょっとお散歩 April 02. 2024. 2-1

 


出遅れも 優しく迎える 葉桜よ
 
 
あぁ葉桜になっちゃったなあ…
と惜しみ眺める桜の木に
出遅れてしまった桜花が一輪
遅咲きの人生にもエールを送ってくれるヒトはいるのかなあ…

ちょっとお散歩 April 02. 2024. 葉桜に桜一輪   Ernst Leitz M-ROKKOR 90mm F4  SONY α7

 
 


簡易な物置小屋のようですが
なんと窓の内側に繁茂した植物の影が!
いったい内部はどんな構造になっているのだろう…と思うけれど
ちょっと怖くて覗いてみることも出来やしない

ちょっとお散歩 April 02. 2024. Behind the windows   Ernst Leitz M-ROKKOR 90mm F4  SONY α7

 
 


モーレツなコントラストを構成する壁
正体はトキワマンサクの花でした
人工甘味料みたいなイメージを持ってしまいますが
これだって自然が創り出したマチエールなんですよね

ちょっとお散歩 April 02. 2024. トキワマンサクの壁   Ernst Leitz M-ROKKOR 90mm F4  SONY α7

 
 


祠の正面は建物の壁
何か方角テキな意味があるのでしょうか
わざわざこんな配置にしなくても…
と思ってしまうのがトーシローなんでしょうな

ちょっとお散歩 April 02. 2024. 田中町倉庫の祠   Ernst Leitz M-ROKKOR 90mm F4  SONY α7

 
 

 
 
 
 

ウッフ・ブルイエ

卯月 傘雲富嶽


このところはたまに見えてはいても霞がひどくて画にならなかった富嶽
久しぶりにややクリアな大気だけどすっかり減った冠雪が露わに…
しかし山頂はいきなり傘雲ですね
そしても美しい巻積雲(うろこぐも)も

6:39am, April 08. 2024. @Fujinomiya-City

卯月 傘雲富嶽   Ernst Leitz M-ROKKOR 90mm F4  SONY α7




ウッフ・ブルイエ

おフランス風スクランブルエッグ

たまたま視聴していた料理番組には " 伝説の家政婦 " などと呼ばれているタサン志麻さんがその腕前を披露されておられました。フランスの料理学校を卒業した彼女は現地の三つ星レストランなどで修業の後、日本でも老舗フレンチで料理人を務めるなど確かな腕前が評価されているのね。
そんな彼女がタタッと作ってみせるのはおフランス風のスクランブルエッグでありました。TVプログラムではボイルした菜の花だけを添えたシンプルなひと皿でしたが、きっと旬のヤサイなら何でもオッケーでしょ…ってことで、今回は長野県産アスパラガスと人参をスチームしたものをガロニとしてエントリーしました。いいカンジの色合いになりましたね。

ウッフ・ブルイエ   Asahi Opt. Super-Takumar 50mm F1.4  SONY α7

レシピはとてもシンプルで卵に生クリーム、そしてピッツァ用のシュレッドチーズとひとつまみの塩のみ…という如何にもおフランスの家庭料理然としたものでありますが、食してみればサスガにグルメ大国のお味に満ち溢れております。
弱火のフライパンで慎重に加熱し、シリコン製のゴムベラでこそげるように混ぜ続けるのがコツと云えばコツ、ただそれだけでこんな料理が出来てしまうのです。あぁシアワセのひと皿ですね、表面はやや固まってはいますが、中はトロットロのふわっふわ…フランス人ってこんなに美味しいものをいつも食べてるの?(因みに oeuf brouillé ウッフ・ブルイエとは… oeuf ウッフ は卵、 brouillé ブルイエ はかき混ぜるという意味です)
長年フランス製のいろいろなものを愛用しておりますが、やっぱりお料理だってきっちりマスターしないといけませんよね。
 
タサン志麻( Shima Tassin )公式ホームページ
https://shima.themedia.jp/
  
 

 
 
 
 

卯月の庭風景  ヒマラヤユキノシタ そして ベニサラサドウダンの新芽


先に咲いた房は色の濃かったヒマラヤユキノシタですが
ふたつ目は若干あっさり系の色合いでした
まあこちらの方が春らしい感じかな
下方に控える三つ目はもっと薄い色で…

卯月の庭風景 ヒマラヤユキノシタ   PETRI CAMERA C.C Auto Petri 55mm F1.4  SONY α7



カーポートの後方がベニサラサドウダンの定位置です
丁度よい光の具合となるのがこの方向で
背景になるクルマが邪魔なんですけれど
まあいっかぁ…と動かそうとしないズボラ野郎であります

卯月の庭風景 ベニサラサドウダンの新芽   Nikon Ai-S NIKKOR 50mm F1.4 (Stepped Nose)  SONY α7


 
 
 
 

海鮮焼ビーフン

海鮮焼ビーフン

ビーフン好きが語るその魅力

小学校の給食でよく提供されたビーフンが好きでした。今思い起こしてみるとブツブツに切れたビーフンにはニンジンや椎茸そして豚肉などが入っていて薄い塩味が施されておりましたけれど、焼いてあったような記憶はなく茹でたものを和えたような料理だった気がします。
それでも家でそうしたお料理を食す機会もありませんでしたし、なんだかよくわかんないけどとにかくその味が気に入っていました。何かの拍子で余っていたりすれば、必ずオカワリの列に並んだものです。

焼ビーフンの食材

その後は給食のない中学・高校そして大学と「ビーフン」なるものをいただく機会はありませんでしたが、そのことをすっかり忘れている社会人になってようやくいただいてみるチャンスに恵まれました。時はバブルの真っ最中、東京大田区にあった会社の近く、台湾人の王さんが営む中華料理店で十数年ぶりに再会するわけです。
王さんが大きな中華鍋でちゃちゃっと作ってくれた『焼ビーフン』は本当に美味しかったものです。小学生のころの記憶の味とは違ってはおりましたが、それを遥かに超える美味しさに感動しました。以来それにハマった若造はタマゴや豚肉入りの基本的な焼ビーフンであったり、たまに懐の温かいときはゼイタクな『海鮮焼ビーフン』なんぞを注文してはビールぐびぐびぷは~と至福の時を過ごすわけですよ。

海鮮焼ビーフン   OLYMPUS FTL F.ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 (M42)  SONY α7

静岡に戻ってきてからしばらくはビーフンのことを再び忘れておりましたけれど、「ピーマン入れんといてや」という名セリフがホラー映画っぽくて笑えるあのケンミンのビーフンのCMでハッと思い出し、スーパーに買いに走るわけです。あぁやっぱり美味いじゃないか、ビーフン。もうラブラブです。
近年はいろいろな企業から『焼ビーフン』のお手軽セットが販売されておりまして、その中の一つを使ってみました。今どきの日本製食品はハズレがありませんね、どれも美味しいの。ラーメンと違ってツユなしだから、暑い夏でもイケるところがまたいいし、スープでハラいっぱいにならないのでビールの邪魔をしないんだな、味付けも塩コショウ味からオイスターソース系と自在に操ることが可能なところもグレイトです。
今回はせっかくですから冷凍シーフードミックスではなく、生のエビ・イカ・ホタテのセットがいつものスーパーにあったのでフィーチャーしてみるのですな。そりゃ美味いに決まってます、食材の旨味や香りが全く違いますし、そのダシがビーフンにシミて…あぁまた食べたい…食べたい食べたい。
 
 

 
 
 
 

潤井川せせらぎ公園の桜並木


世の中は今「桜」一色ですね
なんだか花見に行かないと罪に問われそうなフンイキなので
エロおやぢも仕方なく行ってきました…ってウソですけど
でも健康のための散歩ついでですからやっぱりズボラですよね

潤井川せせらぎ公園の桜並木

 
 


以前にこの近くに来た時にこの桜並木をチェックしていました
そう咲いたら絶対来ちゃうもんね!と予てよりメをつけていた公園です
桜並木の総長は300mほどで小さなものですが
かなりの古木になっていて見応えはありますよ

潤井川せせらぎ公園の桜 1

 
 


写真を撮影していると一人のご老人が話しかけてきて
以前はこの公園で「桜まつり」が開催されていたことを語ってくれました
例の疫病蔓延で中止になりそのまま…と残念がっておられました
規制がユルくてバーベキューだってオッケーな公園とのことでした

潤井川せせらぎ公園の桜 2

 
 


なんだよ…知ってたら支度してきたのにさ
と言うだけ番長ですが
露店が連なって出ていたり賑やかで楽しかったのでしょうね
地方の小さなお祭りは少子化の影響もあってだんだん廃れてゆく傾向にあると聞きます

潤井川せせらぎ公園の桜 3

 
 


隣接する河川敷グランドには
少年野球チームのコドモたちの声が響いており勢いがありますが
こちらの公園には僅かしか人が訪れておりません
こんな桜満開なのに数えるほどしかいない…ってもったいないよなあ

潤井川せせらぎ公園の桜 4

 
 


乳母車の幼児を連れた三世代家族
犬の散歩にきたおねーさま
先ほどの老人
そしてエロおやぢ…これだけです

潤井川せせらぎ公園の桜並木_240406 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

 
 
MINOLTA M-ROKKOR 28mm F2.8 , 40mm F2
Ernst Leitz  M-ROKKOR 90mm F4
SONY α7
RICOH THETA SC
 
潤井川せせらぎ公園



 
 

 
 
 
 

餃子と鶏唐揚の盛り合せプレート

餃子と鶏唐揚の盛り合せプレート

これは「おつまみセット」か?

冷凍食品に逃げました。外装袋に記載されている通りに電子レンジ加熱した鶏の唐揚、やはり袋に書いてある通りにフライパンで焼き上げる餃子…テメーでやったことと云えばあとはモヤシをちゃちゃっと炒めたことくらいでしょうか。ジツに安易と云いましょうか、ズルにも程があるってもんです。良識ある手造り派からは激しく糾弾され、とても大っぴらには出来ないハズのものなのに、こうしてふてぶてしくも駄文日記に晒してしまうところが破廉恥ですな。
そうそう、破廉恥野郎と云えば静岡県知事・川勝平太を以って他にはないように思われますが、昔のマンガやアニメーションなどにもけっこー過激なものがありましてね、例のハレンチ学園をはじめヤッターマンに登場するドロンジョ様とかNHKのプリンプリン物語など「おいおいコドモも視聴するんでしょ?」みたいな内容も含まれていて…って脱線ですよ脱線、元へ。

餃子と鶏唐揚の盛り合せプレート   PETRI CAMERA C.C Auto Petri 55mm F1.4  SONY α7

まあこーゆー日もありますよ、大目に見て下さい。ええ、そんなに不味いもんじゃありませんが、採りたてて美味いわけでもなく、なんとな~くアルコールと一緒に流し込んでしまった感があります。
出張の帰路にエキ地下デパートで購入した「おつまみセット」を肴に新幹線の座席で繰り広げる独りお疲れ様会、缶から直接ぐびぐび飲っちまうビールのあっけらかんとしたお味は、投下資本に対するリターンの少なさにガッカリするような感覚にも似ていて、書くべき内容の少ない出張報告書へのイラ立ちと共に脳ミソの空スペースをどんどん狭めてゆくのだな。
だいいちねえ、缶ビールを直接缶から飲むってのがスキじゃないし、それだとビールの味や香りなんて判りはしないのさ…ってまた脱線ですよ。冷凍食品に逃げた言い訳はそれくらいにして、次回はマジメに調理に励むこと…解りましたか?




 
 
 
 

ちょっとお散歩 April 01. 2024.


そろそろ桜も開花…という卯月初日
いつものお散歩コースにはいろいろなお花
菜の花もホトケノザも長く咲いてますね
陽だまりのようになった壁の前に貼り付くご両人

ちょっとお散歩 April 01. 2024. 菜の花とホトケノザ   ASAHI OPT. PENTAX-110 18mm F2.8  SONY NEX-7

 
 


水路の斜面でハナニラの大群落を見つけましたが
そこからこぼれた種が別の斜面でも拡大しています
そのスキマを逃すまいとムスカリも参戦
これから熾烈な主権争いが繰り広げられるのでしょう

ちょっとお散歩 April 01. 2024. ハナニラとムスカリ   ASAHI OPT. PENTAX-110 18mm F2.8  SONY NEX-7

 
 

 
 
 
 

叉焼の玉子炒め

叉焼の玉子炒め

ピンチの切り札は玉子料理

過日に作っては食した豚肩肉のこっくり煮ですが、予定通り大きなブロックは叉焼として冷凍保存しましたけれど、少し残った小さめのものですね、ちょうど豚角煮サイズのものがハンパな分量で目の前にあるわけです。
もちろんソレだって冷凍保存してもよい訳ですが、なんとな~く始末してしまったほうがいいような気がしましてね、何かのお料理に変身させては喰っちまおうぜ!と云うことなのです。エロおやぢが酒の肴にするには充分な量なのですが、母上と二人前のオカズとなりますとやや心許ない量でして、ここは何かでガサ増やしをして取り繕う作戦に出るのが吉と考えました。
そう、困った時はタマゴ料理です。お味テキにはどんな食材でも受け入れてくれるし、ふんわりとさせて見た目もリッチ&ファッティー、しかも安上がりときたもんだ。昨今の食料品値上げで高くなりましたけれど、それでも相対的にはお安い食材ですよね…ピンチの切り札であります。

叉焼の玉子炒め   Olympus PEN-F F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8  SONY α7

やや厚めにスライスした叉焼を、在り合わせのヤサイやキノコを加えた溶きタマゴと一緒にニンニクオイルのフライパンでジャジャっと炒めるだけです。叉焼はそのまま食べられるものですから加熱具合とかは意識しなくて結構ですね、タマゴが頃合いよく固まれば出来上がりです。
今回はたまたま購入してあったチンゲン菜を茹でたものと合わせましたが、その時入手できるお野菜でオッケーです。
あぁ美味いものですな、タマゴ料理ってホントに無難によくまとまってくれるものです。そうそう、こいつを食す時は餃子のようにラー油を加えたお醤油をちょびちょび付けながら食すと一層美味しくなりますよ。
 
 

 
 
 
 

卯月の庭風景  二種の水仙


庭には何種類かの水仙がありますが
これはレモンイエローの華奢なタイプです
日中の太陽にソッポを向いて立ってますが
このほうが居心地がいいのですかねえ

卯月の庭風景 水仙の後ろ姿   PETRI CAMERA C.C Auto Petri 55mm F1.4  SONY α7

  
 


一本の軸にひとつの花がつく糸葉水仙ですが
ナゼか三つの花塊となって
寄り添い助け合うように咲いています
小さな花の生き残り戦術なのかな

卯月の庭風景 糸葉水仙の花塊   PETRI CAMERA C.C Auto Petri 55mm F1.4  SONY α7