ご近所から新じゃがと新玉葱を頂いた。それぞれ別のお宅からである。
田舎なので近くの空き地に畑を作っては、結構本格的に取り組んでいる方も少なくない。ボクはズボラな方なのでたとえお誘いがあっても聞こえないフリをしているのだが、たまにはこんな恩恵に預かるコトもある。
■□■□■□■□■□■
じゃがいもは皮ごと茹でてジャーマンポテトのマネゴト風にする。ガーリックを効かしたバターがつまみ食いという悪魔の手を差し伸べてくるが、ビールとのペア作戦=極上ぐびぐびハフハフ状態を想定すると断念せざるを得なかった。
■□■□■□■□■□■
問題はタマネギだ。新玉葱とくればスライスとかつを節で甘い囁き♪なのだが、それではあまりにも安易すぎないのかオヌシ!という声が聞こえたような気がして、よしマジメに勤労する国民のためにも「超カンタン美味&エコうま」な料理をしようではないかと決心したのである。
- 新タマネギの丸ごと煮
皮を剥いてコンソメスープでコトコトするだけ、ロリエの葉やBPを適宜加える。
コレがジツに旨いのである。新玉葱の甘味は凝縮され、そっとナイフを入れると香りが恥じらうように漂ってくる。
昨晩はパンをスティックにしてトーストしたものを相棒にしたが、残ればこのままオニオン・グラタンに変身させられる。
[f:id:artfoods:20070525134900j:image:w200]
[f:id:artfoods:20070605074339j:image:right]
レゼルヴ サン・ミシェル
ヴァン・ド・ペイDOC 2005
日本の某大手酒造メーカーのブランドと同名であるが、レッキとした仏蘭西葡萄酒である。
カベルネ・ソーヴィニョン100%、ガーネット色の鮮やかなワイン。フルーティーだがタンニンの存在も忘れることはない。
2005年製ということでまだまだ荒れ球気味のストレートだが、少しだけ見守ってやれば落ち着いたパフォーマンスを披露してくれるだろう。
■□■□■□■□■□■