コリアより愛をこめて


今日はロシアからではなくコリアからの料理だ。
骨付きカルビ」や「テグタン・クッパ」はてまた「サム・ゲタン」などを期待した向きもおありであったかと思うが、庶民派のゴハン「ピビンバ」系の料理である。
市販の焼肉のタレでもヨイのだが、ひとヒネリしてさらに美味しくしよう。
フツーの焼肉たれ(一番安いものでOK)に味噌とコチュジャン一味唐辛子三温糖・白ゴマを加え良く練る。
すぐ使うならそのままで良いが、多めに作って保存したい時は軽く火入れをしてやるとよいだろう。この特製たれのポイントは味噌を二種類使うことにある。標準的な田舎味噌と八丁味噌を同量で合わせ、残りの食材をボウルで一気に混合するだけのカンタン準備である。好みで生姜やニンニク、BPなど加えればさらに力強いものになる。かなり“ドロリ”とした仕上がりになるが、それでよい。カタイからなどと酒やタレなどで軟らかくしたりすると「奥さん、必ず後悔しますよ…」となる。
サンチュや白髪葱、温泉玉子など適宜準備しよう。もちろんモヤシやホウレン草のナムルなどあれば申し分ない。フライパンで肉を焼き、手早く例のタレをからめたら、ゴハンにのせてさっさと喰らおうではないか。食べ始めた時に先ほどの「かなりドロリたれ」の理由は解明できるだろう。牛肉でも豚肉でも、鶏肉であっても構わない。肉の種類を選ばずにそれぞれの旨味を満喫できるのもこの料理の長所である。
トッピングの白髪葱の上に“糸切唐辛子”があればサイコーだっただろう、と思うとかなり悔しい。見た目も味わいも格段に向上するので、ぜひ準備して頂きたい。なお八丁味噌は岡崎のカクキュー銀印でなければならない…などといったコダワリはない。手に入るテキトーなもので十分美味しく出来ることを申し添えておく。



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トゥー・ドッグズ
グレープフルーツ

ビーチで日焼けをする若い水着女性のジャマをするイヌ、ケッサクなCMが印象に残っている。
酒屋のレジの横に巧妙に積み上げられたこのビンに、列に並ぶ客はつい手を出すのだろう。かく云うボクもその一人だ。

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グレープフルーツの味そのものが嫌いなヒトは別だが、炭酸甘味共に控えめでなかなかよろしい。以前“スラマー”というテキーラ・ベースの酒を飲んだことがあるが、それを思い起こす爽やかさがある。
レモン味も試す価値はありそうだ。

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その“スラマー”のレッテル・デザインも傑作。労働者風歯っ欠けオヤジのマヌケ顔が笑わせてくれる。

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ひっそりとツユクサ






最初に開いたカラー



















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