鶏肉と根菜の炒め煮  

 なんの変哲もないオカズではあるが、たまにはこんな味もホッとするものだ。冷凍庫にあった鶏肉とストックの根菜を単純に炒め煮にしただけの料理とはいえ、美味しく仕上げるための工夫もちょっと…

 とはいえそんなに高度な調理技術でもなく、フツーよりひと手間かけるだけで見た目と食感が飛躍テキに向上する。
ジャガ芋と人参はあらかじめ蒸しておき、鶏肉と玉葱は生からという準備をしておくのだ。アトはオリーブオイルと塩・胡椒、ブイヨンキューブの水溶きを用意すればよい。
   ◆◇◆◇◆
 二つの根菜を蒸している間に他の材料のカットや調味料の準備を行えばよい。
オイルを熱したフライパンで鶏肉の表面を軽くソテー、玉葱を加え若干しんなりしたら塩・胡椒で浅めに調味する。
ソコにジャガ芋と人参を放り込みブイヨンをジュ〜ッと…
 水気を飛ばすように炒め煮して完成、この間数分のスピードクッキングである。仕上げにアサツキを散らしたが、イタリアンパセリなどあればもっとステキな感じになる。
   ◆◇◆◇◆
 この方法のメリットは根菜がベタベタと形が崩れて全体の味が混濁しないコトと、蒸して加熱されているためブイヨンを加えたトキに一気に味が染みて短時間で仕上がる仕組みにある。
ちゃんとした美味さなのにこんなにカンタン、ワインやビールのお供にもよい料理なのだ。
   ◆◇◆◇◆

コンテッサ・ド・ヴァンシ
ACボルドー2004 赤・FB
個性のあるタンニンが深い森の香りと果実味のアタックでメリハリの強い印象
鮮やかな色調も楽しく、ボルドーらしさの中にも若々しい色気を感じる
そういえば昔、同名のクルマがあったっけ…
ミケロッティーのデザインは優雅なラインで
日野の素晴らしい名車だったな