ソーセージと夏野菜のパスタ  

ちょっとトマトを買いすぎて半分グジュにしてしまった。生で食べるにはイキ過ぎなので、え〜いソースにしちまえー!とパスタに決定なのだ。

 ナスやピーマンといった夏のチカラに加えて粗挽きのソーセージで味にボリュームを持たせてみる。トマトソースにはガーリックや鷹の爪の他にビン詰のケッパーが面白い旨みを出してくれた。
バジルを切らしていたのでお庭の青ジソを刻みソースに加え更にトッピングにもしてみたのは、いつもと違うんだぞーという演出にも一役かってくれた意外な脇役だったのよ。
 既製品のパスタソースと比較するといかにもなアッサリ風味になりやすいトマトソースだが、野菜やキノコがヒネリ出してくれる美味しさにソーセージのコクも加担してとても自家製とは思えない出来上がりだ。惜しいのは毎度同じ味に調整するのが難しいコトだろうが、ソレも家庭の味とも云えるワケであって、その出来不出来を評価する楽しみも酒の肴だろう。





ルコルト
ACコート・デュ・ヴァントー 赤/FB
グルナッシュ60% シラー40%

酸味に溶け込んだ爽やかな甘みがキレイな味わい
ベリーの香りに木の実の香ばしさがコーティングされた趣
鮮やかな赤紫も美しい