「ダル」とは豆のことらしい。ベジタリアンが全人口の80%を占めるインドではタンパク質を植物から摂取する必要があり豆料理が発達してきた。
この「ダルフライ」に使われているツール豆とムング豆は小粒ながらうまみがあることで特に人気があり、インド料理屋などで食べる豆カレーには必ずと云っていいほど登場するおマメちゃんなのだ。
一人前にしてはずいぶん量が多いなぁと思っていた300g入りのレトルトパウチ、ジツは三人前だったとゆーコトがつい最近発覚し「食べすぎだったのね〜」と少し落胆してしまったボクなのだが、思いだしてもみれば欧風カレーのように食後のモタレもなくスッキリしていたのは、動物性脂肪を含まないこのカレーならではの恩恵なのだろう。
豆の旨みに香辛料で味を調えた野菜料理はスープの延長線上に位置するインドの英知なのね。
そろそろ冬支度でしょ?
2008.09.18.
CONTAX i4R Tessar T*6.5mm F2.8