フツーの納豆に塩味をつけたものではない。米麹とコンブを加え大豆を寝かせた独自の発酵食品である。
うっかり実物の写真を撮り忘れてしまうくらい美味しかった『塩納豆』は山形の名物なのだと云う。たまたまデパ地下で見つけ「おっ、ちょっと変わってるじゃん♪」と興味本位で購入したまでだが、その実力には恐れ入った。
つるつるヌルヌルしていて塩分もキツ目。ゴハンに乗せて食せばするすると入ってゆく美味さがあるが、どちらかと云えば酒の肴にチミチミと口に運んでその舌触りと旨みを楽しみたい。
今回は少量パックだったのでそのまま食べてはオシマイだった塩納豆、冷奴のトッピングや他の料理の調味料としても使えそうな一品なのである。
◆有限会社 加藤敬太郎商店
山形県酒田市十里塚字村東山北73-3
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