蒸し鶏の葱ソースがけ

鶏の胸肉は食味や栄養価云々はベツにしてとにかく安いのでお惣菜にはよく利用する。スーパーでは通常でも¥70前後、特売だと¥30を切るケースもありボンビーお助け食材なのだ。


「サッパリしていて好い」というヒトもいれば「どーもあのパサついたカンジが…」という意見もあって好みは分かれる。
調べてみると腿肉に比べて栄養価テキにはさして劣る部分はなく、ヘルシーと云うのは食味からくるイメージだけなのだというコトが判った。ささ身はカロリーも脂質も半分程度だが、ソレは皮がついていないからなのであって胸・腿ともに皮を除去してしまえばささ身に近い数値が得られる。
とは言え鶏肉は皮が美味いのであって、焼鳥屋に行けば必ず「タレで皮3本!」、七味唐辛子や粉山椒など振って食すのはサイコーのお楽しみなのであり、いくら健康の為であっても取り去ってしまうのはかなりな勇気が必要だ。
食感や食味の差異はは筋肉細胞の構造の違いによって生ずるものなので、ソレを補ってやるカット方法や調理を行えば多少なりともジュウシィで旨みを感じる胸肉を堪能できる。
丸ごと蒸す…と云うのはソレに最も適した方法なのではなかろうか。水分を補いながら加熱できるのでパサつきの少ない仕上がりとなる。
もっとも購入したての胸肉をそのまま蒸すのではなく、塩分の入っていない調味液…香草やスパイス、酒といったものを溶いたスープ…に一晩漬けこんでおいたものを蒸すとさらに美味しく食すコトが出来る。
ココまで下ごしらえをしてキッチリ調理した胸肉なら市販のドレッシングでも万歳三唱できる美味さはあるが、どーせならもうひとテマかけてカンペキな料理にしようではないか。
な〜んて、ボクは粗みじんの根深ネギに醤油・オリーブオイル・レモン汁・ブラックペッパー・ラー油をテキトーに混ぜて作っただけのソースなのであるが… あ、ネギ以外は一度加熱してあるのがチョット工夫かな。







今朝の富士山
水族館の水槽みたいな空ですね…

2009.08.22. 04:48 @Mannohara, Fujinomiya-City