朝採りキャベツとツブ貝の焼そば

朝起きてみたら


未明 今にも雨粒が落ちてきそうな曇天
庭に出るとジャーマンアイリスが開花していました

ところで雨予報なのにシゴトやるんですか?
ボクはぜ~んぜんヤル気ないんですけど


ジャーマンアイリス   AF-S NIKKOR 4.5-5.6/70-300G ED VR  Nikon D300





朝採りキャベツとツブ貝の焼そば

先日のマーケットでのお買い物のひとつに「朝採りキャベツ」というものがありました。まあ " 朝採り " とは云ってもその日のうちに食さなければイミがない…というのは早計なのでありまして、作物が光合成を始める前に収穫されたものは鮮度がいちだんと保たれ美味しくいただける時間が長くなるそうです。
それにも増して一般のスーパーで売られているヤサイは " 旅のもの " 、つまり新鮮なようでも(今どきの流通保管技術はスゴいので)ジツは時間経過していて食味は確実に落ちているのですよ。
数日前に買ってきたばかりなのに、なんだかシオレたり変色が早かった…なんて経験ありませんか?それは前述の理由があるからなのです。だから自家菜園で収穫したものや農家直販マーケットで購入してきたヤサイは信じられないくらい長持ちするのです、もう持ってるエネルギーが違う!って感じです。

朝採りキャベツ

そんなキャベツをどう料理するのか…ちょっと悩みました、正直言いますと。ベーコンとキャベツだけの炒め物、それとも終売が決定している台形缶コンビーフ(巻き取りキーで開缶するやつね)をザクッとほぐしてキャベツと炒めるのか、煮込み過ぎないようにしてシャキッとポトフでいただくか…いろいろ思案しましたが、やっぱりこの鮮度を活かした『焼そば』にってのが正解なんじゃないか、と。
動物性タンパク質として今回は「ツブ貝」をフィーチャーしてみました。北海道産の肉厚なものを大振りにカット、味付けはニンニクやショウガは使わずハードペーストタイプの中華総合調味料を補助的に使い、基本は塩コショウだけというシンプルなスタイルです。

朝採りキャベツとツブ貝の焼そば   RICOH XR RIKENON 1.4/50  SONY α7

もちろんツブ貝が旨味を出してくれるので非常に美味しい焼そばとなりました。ヌルっとねっちりした食感、コンブに近い旨味、柔らかな磯の風味がたまらない貝であります。
しかし何といっても主役はキャベツなのでありましてザク切でもないし細切りでもない、そうボクがよく使うテである幅12mmほどの帯状にカットしたキャベツがたまらなくいいカンジになるのです。短時間で火が入る、麺に絡みやすい、食すのもラク…などメリットはたくさんありますが、焼そば麺と炒めるときにバランスよく混ざり調味のシミ具合がほぼ同時進行してくれるところがいいのですよ。当然そのプロセスは最終の食味にも影響を与えていると感じます。

こだわり酒場 レモンサワー

ああ美味いなあ、もうひと皿作ってもヨユーで喰っちまうんじゃないかってくらい。
居酒屋にはこんなメニューはないけれど、なんとな~くそーゆーキブンなのでして、母上もお気に入りのこの缶チューハイ…いや「サワー」ですか…を相棒に春の焼そばを食す晩酌タイムであります。
でもソレだけじゃドリンク不足ですよね、このあとハイボールで落ち着きました。週末のエネルギー補充はいちおー完了です。






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