桜海老と金目鯛の海鮮丼

想定外に収穫出来てしまった柚子の処理は「ポン酢を作るコトで解決しようではないか」と決定したのだ。しかしソレに必要な醤油は在庫では賄えないので急遽スーパーへお買いものへ…

ついでに夕飯の食材も、と思い鮮魚コーナーに行くと“お刺身バイキング・よりどり３Ｐ￥990、１Ｐは￥398”とお買い得な品々が並べられていてボクはドレドレとテにとってみた。近海アジから定番のマグロまで様々な単品パックのホカに3〜4種類のお造りを盛り合わせたパックもありお値打ち感はかなり強い。
その中にチラリとメに入って来たのはなんと桜海老が添えられているパックがあるではないか…ウ〜ム、今夜はコイツで一杯飲ろーぜ♪とニマニマしながらカゴに入れたのではあるが、なんとなくジブンだけいいモノを独占して食すようで少々気が引けた。そうだ、どーせなら盛合パックを三つ購入して海鮮ドンブリってテがあるのよね、安上がりだしさ…とホカのパックにもチェックを入れてみたのである。
マグロ-マダイ-甘エビ、サーモン-アジ-ホタテ、イカ-マグロ-ブリ…ドレにするか迷っているとその中のひとつにピンク色の切り身があるコトに気付いた。
いや〜ん、コレは間違いなくキンメダイじゃんよぉ♪
高価なキンメはこんな廉売刺身パックなどには絶対に入れられるコトのない高級魚ではあるが、多分お造りを調製した時の切り落としでも入れてしまったのだろう。そうは言ってもクズっぽいカンジではなく、けっこーな厚みと大きさもあり平素のお惣菜には上等である。
えへ、これぞ駿河湾の幸ではないか、ジツに幸福な時間をいただいた。たまたまヒョッコリ行った処でこんなラッキーってのもアリなんだな…
柚子が導いてくれた二度目の想定外なのである。