極太パスタで昔ながらの『ナポリタン』

宅配食材のカタログを眺めていて面白いモノを見つけた。“極太2.2mmスパゲティー”という、なんとも悩ましい商品だ。

お〜し、コレで昔ながらのナポリタンが再現できるじゃん♪と早速注文手配したのだ。マイミクさんの日記などで新橋にある洋食店でクラシカルなナポリタンを食したと云う記事を見る度に「あ〜ボクも食べたいなぁ」と思い続けてきたのだが、ようやくそのチャンスに恵まれたワケなのである。
使用する食材はホールトマトの水煮缶詰とケチャップ、タマネギ、ピーマン、マッシュルーム缶、そしてロースハムだ。ベーコンなどというシャラっくさいモノは努々使ってはならない、なるべく安物のハムがベストである。
ニンニクやプラックペッパーでテキトーに調味したナポリソースは温めておき、フライパンでソテーした具とパスタにジャジャッと絡めるように合わせてやればいい具合に濃度が増してベッタリと粘るアノ感じになってくれるのね。
しかしニッポンのパスタ製麺技術も進歩したものだ、太いからといってズルズルになるコトもなく適度なモチモチ感を保ったままコシ砕けになってはいない。ただし茹で時間だけは１６分とフツーのパスタの倍はかかるので、準備のタイミングは少しアタマを使うのである。
おぉ〜コレコレっ！　この味なんだよな〜♪
出来れば鉄板で、しかもサイドに目玉焼きなどが添えてあれば申し分ないのだが。香ばしく貼り付いたタマゴを鉄板からハガし、コゲてパリパリになったパスタとソースをフォークでガリガリ落としては食べるあの作業がジツに楽しいのである。