甲府で食べた『海老フライ丼』

本来のモクテキは“たい焼部の部活”であったワケだが、目標地点のスグ隣にはハラを空かせたボクを狙っているかのように飲食店が並んでいた。

牛丼チェーンのＳやＭもあり、例のみそ汁・漬物付の￥440牛丼セットも脳裏にチラつく。しかしマイミクさんオススメのＷ焼肉セットと云うのも未だ食べたコトがないし…とグラグラしていると最大手のＹの店頭には“全品￥50引き”という張り紙がしてあり、また更にグラグラしてしまった。
しかし難関はまだ続き、札幌のＫがテイクアウトして食した「ソースカツ丼￥490」という魅惑のメニューを擁するかつやさんもあって、しばらく食していないフツーのカツ丼の甘い香りの記憶が食欲中枢を刺激してくる。ウ〜ム困ったものだ…が、何時までもグラグラしているワケにもゆかないので部活に都合のよい位置にあったかつやさんにキメてしまったのね。
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ナニも考えずにとにかくトンカツというハラがあったものの店内外のポスターには海老フライがアピールされている。そうかエビもいいじゃんねぇ♪とアッサリとチェンジしてしまった。しかも店舗で手作りする海老フライが5本も乗せられていて￥490と云うのも有難いではないか。

丼ゴハンの上にはキャベツの千切り、海老フライには予めソースはかけられているがタルタルソースも添えられていてキャストは申し分ない。
安いからといってケチなサイズの海老ではなく全長は12cmほどあるので“16-20サイズ”規格を使用しているのだろう。そんなコトよりサクサクと軽く揚げられた海老フライは香りも良くしっかりとした旨味に満ちているのは手作りならではのものだ。美味い！
テーブルには客がスキに食してよい大根ツボ漬も置いてあるが、ココに来たら“キャベツのあっさり漬”は外せないだろう。ゼツミョ〜な塩加減とほんのり薫るニンニクの風味がたまらないこの漬物はドンブリ飯にズバリとハマる美味しさなのである。
来店客層が若い方々ばかりでなく、安くて美味しいので熟年・壮年層までもよくメについたコトが印象テキなかつやさんなのであった。