牛ハラミひとくちステーキ丼

かなりお買い得な価格にテッキリ結着肉だとばかり思い込んでいた豪州産ビーフはレッキとしたハラミなのであった。


商品名は“フィンガーステーキ”となっていてナルホドなのである。大きめの親指サイズがゴロゴロと入っており、コレなら強火のフライパンで焼目をつければかなり美味しいモノになるのではないか…とニラんで調理を始めたが、ハラミらしく横隔膜もついていて逆に安心してしまうのね。
ボクが初めて“ハラミ”を食べたのはもう15年も前の話で大坂・鶴橋の焼肉屋さんでのコトだ。当時はコリアタウンなどというシャレた名称はなく、在日コリアンが昔から集まって商店街を形成しているといっただけの認識しかなかったものの、夜の飲食店街の賑やかさとパワーにはとても驚いた記憶がある。
食事に招いてくれた取引先の社長が「ハラミにしましょー」といって注文してくれたものを見ると見事なサシがびっしり入っていて、さっと網焼きして食してみればソコには天国が待っていた。以来、焼肉屋さんに行ってハラミがあればたいていは注文するようになったが、あの時ご馳走になったハラミほど美味しいモノに出会えずにいる。
もちろんこの日食したハラミはそんな和牛ではないので遠く及ばないが、ソレでも独特のコクのある風味と柔らかさが嬉しいひとくちステーキとなってくれた。
ナゼかハラミには甘辛い醤油味のタレがよく合い、洋風のソースではニクに負けてしまう場合が多い。おろし生姜や刻んだ青ネギをトッピングして甘辛醤油味の和風仕上げが一番この部位の長所を引き出してくれるような気がする。この次にステーキ丼をするときにはぜひそうしてみたいなぁとは思っているのだが、最近は海鮮系の出番が多くいったいいつになることか…




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今朝の富士山
冠雪がどんどん少なくなっていて、南西斜面は黒い岩肌が露出して怖いくらいの様相
早く白く積もってくれないかなぁ…



7:16AM, January 26. 2010. @Fujinomiya-City