おコゲご飯と『 おかか生姜 』

ゴハンを炊くのに電気釜を使っていたが、ある時「ひょっとしてガスで鍋炊きしたら美味しいかも♪」と思いつき、手持ちのステンレス鍋でやってみるとコレがまたヒジョーに上手くいって廉価なコメでも美味しくいただけるコトが判ったのである。

しばらくソレでやっていたもののゴハンを2合までしか炊けないので、分量の多くなる炊き込みご飯などは電気釜でと二刀流で攻めて凌いでいた。ステンレス鍋は容量テキには3合はヨユーのハズなのだがフキコボレが凄くなってしまうのでパスしていたのであって、強力なガス火力で炊くゴハンの魅力に気付いたのは収穫だった。
ところがある日そのステンレス鍋蓋の取っ手がコワレてしまい万事窮すなのである。シャンパンのコルク栓で使用可能な状態まで復帰させたが「この際だから…」と以前から欲しかった陶器製炊飯釜を購入することにした。
ムカシのカマドで使用していた釜の底面形状に近いカタチのせいなのかストレート面で構成されていたステンレス鍋に比べてふっくらムラなく炊きあがる。陶器なので初期の熱伝導に時間を要し“ 始めチョロチョロ中パッパ ”が自動テキに行われるという上手いシクミだし、非常に美味しいご飯のデキに¥1980の投資は大成功だった。
そしてその陶器釜の説明書には「規定時間より1分間ほど長く加熱すると美味しいオコゲが出来ます」とあったので早速試してみた。おぉ〜いいカンジのキツネ色になっているではないか。
おコゲのついたゴハンはどうやって食しても美味しいものだが、この日は『 おかか生姜 』を乗せて楽しんだ。ちょっとだけ粗く刻んだ古根生姜をカツヲブシと梅干・砂糖・醤油などでサッと煮て作るカンタン常備菜である。
ムシムシと不快な気候に突入しているこの時期はこんなオカズに箸が止まらなくなってしまうのである。


☆ たくさん作ってもスグになくなっちゃうのよ…冷や奴に乗せたりするからかなぁ(笑)
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