ナイときはちっともナイのに、なにも一気に２つ新製品を入荷しなくてもいいじゃん…と、本来ならばヨロコんで購入するカップ焼そばの新製品を不満タラタラでレジに運んだエロおやぢである。う〜む、アレほど渇望していたクセに人間とはカッテなものだなぁと思ってみたりもするが、個人テキな問題であると言えるワケであって冷静な自己分析も必要なのである。
しかしサラミ風味の焼そばとはいったいどのようなモノなのか、しかもメーカーはスープ焼そばで新たなチャレンジを行い勢いに乗っているペヤングである。コイツは期待できるぞ〜なのであった。
添付の液体ソースはかなり濃厚なものだった。ガーリックや粗挽きブラックペッパーがパーンと効いていて額面通りホットでスパイシーな焼そばの演出に成功しているし、突出した過激さといったものではなく同社伝統のマイルドさに上手くバランスさせている使い方に拍手モノなのだな。やたらに刺激を追い求める昨今の風潮にギモンを感じてしまうボクにはこの方向性が非常に心地よく感じる。
このカップ焼そばのキモはもう一つあって添付のフリカケ…と言っていいのだろうか、焼そばの一部である“ 具 ”とみなすべきと思うのよ…がメーカーの執念と気合を感じさせる。
たっぷりの乾燥ネギにフリーズドライのサラミ、その分量の多さにも面食らうしぷぅ〜んと香ってくるサラミの誘惑には正直食す前から催眠術にかけられたように快楽ホルモンがドッと放出されているのが判る。
ネギは焼そばの湿った熱気によってスグに戻り、ちょうどサラダ・トッピングに使うベーコンビッツ状態のサラミソーセージも同様に弾力を増してニクニクしい食感に変貌してゆくのだ。
美味い！ サスガである。 以前に発売された「のり塩ポテト」とは雲泥の差がある出来だ。 コレはイケるぞ♪と思っていたらもうひとつ新製品があって「特製塩ダレねぎやきそばベーコン風味」というモノもあるようだ。ヤバいなぁ、なんだかドッチもハマりそーな…
◆ペヤング（まるか食品株式会社）
http://www.peyoung.co.jp/
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