おにぎり昼食のオカズは『 手羽元唐揚 』で

「ガッコーの課外授業で富士山周辺地域に出向いて1日過ごすため弁当が必要だ」と中三女子剣道部員は告知してきたが相変わらず前日なのである。そんな計画はかなり前から発表されているハズで、全くハンセーのない姿勢には緊張感のない日々を過ごしているのだなぁと容易に推測がつく。

ナニやら“ 理想の富士宮へ向けて ”自分達の提言と活動をしよう…という取り組みらしい。富士宮焼そば以外はパッとしないどころか落ち目の一途を辿る富士宮の観光スポットに対し見識を深めるために県外のポイントも視察しよう、というモクテキなのだという説明と計画書がガッコーから配布されてきた。
ソレはソレで大変ケッコーなものだが「受験勉強でそれどころじゃねーよ!」という3年生のこの時期にコレを実施することが果して適切なものなのかというギモンを深めているボクなのだな。いくらリッパな追求課題であってもソレをしっかり考察・取り組み出来る環境とタイミングが無ければ時間のムダ以外のナニモノでもない結果しか残らないであろう。
ソレにせっかく忍野八海や道の駅・富士吉田まで行くのに「吉田のうどん」を喰わせないのはジツにケシカランと思うのである。総勢200人に満たない人数にうどんの1杯程度を提供してくれる場所などいくらでもあるだろう。なにも全員揃って食事ができなくても構いはしない、いや逆に待つコトの重要性を認識させるのも大事な教育なのではないか。
かつたった1杯の「吉田のうどん」であっても讃岐うどんのようなコシのある特徴を持つ麺の由来や、馬肉を使ったり味噌・醤油の合わせダシツユなど歴史や地域の文化を学ぶ項目は数え切れないくらい存在している。解ってないんだろうな…
そんなコトを考えながら作った手羽元の唐揚は晩酌の肴としてついでに数本、なかなかに上手く出来たものだった。夕食時にビールを飲みながら彼女に今日の授業の様子を訊いたが、明快な答えは得られなかった。どうやら趣旨を理解しておらずアソビの範疇を出ていないようである。



☆ 既製品のカラアゲ粉使っちゃいました(笑) でもコレがけっこー美味くて♪
  クリックでランキングアップの応援をして下さい!






今朝の富士山


拡がる雲と一緒にキレイな朝焼け
でもコレって数分間だけなのよね…



4:44AM                              Original Photo





4:47AM, July 11. 2010. @Fujinomiya-City         Original Photo