歯ごたえを楽しむ『白菜とキクラゲの炒めもの』

野菜タンメンにしたり柚子風味の浅漬で楽しんだ旬の白菜はまだ1/4ほどが冷蔵庫に残っていた昨年末だ。
やっぱり中華丼だよなあ…と思いつつ、そうなると食材集めもけっこーメンドーだし…と二の足を踏んでいたところにイイことを思いついたのである。

そう、エビや豚肉・タケノコなど凝りだすとキリがないくらい様々な具材が必要となる中華丼より、単純シンプル手抜きゴマ化しズボラいーかげんでもオッケーな白菜炒めってヤツにダウングレードしてしまえばいいのよね。
そういえば知り合いのベトナム人のトモダチの中国人に「ニッポンの食べ物の中ではナニがスキか?」と訊いたときに「汁粉と中華丼」と答えた事を思いだした。汁粉はスグにまあ納得が出来たが、いったい何で中華丼?と思ったら「あんなにいろいろゴーカな具の入ったあんかけ料理はない」という答えだった。う〜むナルホド、アレはニッポン独特の料理だったのか、確かに彩りよく栄養バランスもいいよなあ…と合点がゆくのであった。
あ〜ハナシは白菜の炒め物だったな、最近脱線が多くて困っている。その白菜にはニンジンとベーコン、そしてキクラゲを合わせてやった。白菜のシャキバリッとした食感にキクラゲのブリブリというかゴリゴリした食感が合わさるとどんなに楽しいか♪と想像しただけでワクワクするではないか。


いや中華丼にだって白菜&キクラゲは入っているが、特にキクラゲはケチって少ないお店が多いのだな。というかあまり入れ過ぎても色気がないと云うかハッキリ言って美味くないのだ。なんでもヤリすぎ入れ過ぎは禁物ってコトなのである。
若い頃はサラミソーセージがたっぷりでチーズが見えないくらいのピザを食べてみたいものだと思い続けていて、実際そーゆーコトをジッコー出来るトシになって自分でソレを作ってみたらちっとも美味くなくてガッカリしたものだ。やはり物事にはホドというものがあるのだなあ、人生と相似形ではないか…とまたテーマから逸脱なのね。
さてこの野菜炒めは白菜とキクラゲがメインなのだからたっぷりでいいのである。想定した通りジツにニギヤカな食感が素晴らしい。白菜が新鮮だったのでテキトーに作っても美味いのは助かった。そしてやはりこうした料理はビールしかないのだな…って発泡酒なんだけど、香りもよいしホップも活きていて充分に料理と対峙してくれる。限定仕込みとはいえ最近の発泡酒の技術はスゴいところまできたものだなあ!と感心した。




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7:28AM, January 04. 2011. @Fujinomiya-City