やはり…と思うしかない。原発のトラブルは（と云うよりその稚拙な発表と報道は）過剰反応を引き起こし農畜水産物の極端な高騰と下落を生み出しているばかりか該当地域と関係のない場所の生産物にまで影を落としている。
下劣なバラエティー番組で某タレントがちょっと「“きなこ”がカラダにいい」と言えば日本中のスーパーやコンビニからソレが消え去り、同じ方程式がモヤシやうどん・バナナ・ココア・黒ゴマなどにも適用され、そんなコトと関係なしに購入しようとしたまっとうな人間を悩ませる。
それと全く同じレベルである、いったい何度同じ失敗を繰り返したら気がつくのだろう。オマエはホウレン草やかき菜を一日に何キロも、そして何日も続けて喰うのか！牛乳をビールがわりにガブガブ飲み続けるのか！と言いたい。
一昨日のエントリーで危惧していたことがとうとう現実になってしまったことに強い落胆を感じる。情報の発信側の問題、受け手側の理解・解釈の能力…とどちらか一方に責任があるわけではなく、正確にそして詳細にソレを知る者が広く解り易く説いてゆくしかない。それこそ行政の重要な役割のハズなのだが今のところそうした動きが見られないのは無責任・無能の極み、残念なことである。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
福島県にはあまり行ったことがない。普段は野菜などの生産物でお世話になっていながら申し訳ないような気もするが、おシゴトなどの縁もないのでシカタがないのよね。
数少ない経験は大学生のころに会津若松へ利き酒目的という不謹慎な旅行をしたことと、2009年に栃木の山奥に「ちたけ蕎麦」を食べに行ったそのアシで南会津「道の駅たじま」に立ち寄ったことくらいか…
そこで食した冷しキュウリの“三五八漬”は美味かった。桃も美味かった。焼鳥も美味かった。とにかく農畜産物が豊富でドレも美味いのだな、イナカ暮らしをしているボクでさえその豊かさは羨ましく思ったほどだ。
学生の頃にそうした見識を持ち合わせていれば同じ堕落した旅であってももう少し知的な彩りと云うものがあったに違いない、まるでクズのような青年なのであった。
そして会津若松から近い位置にある喜多方という町にはヘラヘラと蔵の見物に行き、ヨッパの挙句に電車の乗り越しという失態を演じて会津本郷という駅の駅長さんにお世話になってしまった…というちょ〜恥ずかしい思い出もある。そうそう、その時一緒に行った連中は今みな中学校や小学校の校長や教頭センセになっていてキチンとその時の社会テキ責任を清算してはいるが、ボクだけは相変わらずそのまま引きずっている。
たしかその頃はまだ喜多方がラーメンの街などという認識はなく、多分地元のソウルフードとして地味に存在していただけだったのだろう。ラーメンなどという幟旗など一切みかけることはなかったし、我々としても「会津に来たらやっぱりコレだよね〜」などと蕎麦ばかり喰っていた気がする。
この地方のラーメンが急に脚光を浴びるようになったのは何かインパクトのある食べ物を…と躍起になっていたグルメ雑誌の記者が、バブルもハジけて地方のＢ級な食べ物を掘り起こし始めた頃からだろうか。澄んだ鶏ガラだしスープにやや平打ち太縮れ麺という組み合わせはちょっと興味を惹いたのだろうが、大騒ぎするほど美味いものでもない。ごくごくフツーに美味しいラーメンである。ソコがまたいいのだ。
福島県には美味しいものが沢山ある、だからラーメンごときににそんなに凝る必要はないのだな。これで必要かつ充分なのであって、物心両面が豊かな証拠でもある。
そんな福島県は今大ピンチ、震災と原発問題を同時に被り本当にお気の毒だ。少しでも、出来ることからでいいから福島県をみんなで支えようではないか。
がんばれ 福島県！
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Sora
11:33AM, March 18. 2011.
イヌの遠吠えで広報放送の始まりに気付くのはいいんだけど
やっぱり聞きとりづらくて困るんだよな…
Afternoon, March 24. 2011.
かぶちゃん
おはようございます！
このブログも「イヌの遠吠え」と呼ばれてますが(´▽｀*)ｱﾊﾊ だってぇ〜ん吠えなきゃ窒息しちゃいそーなんだもん…
広報放送は以前はオッサンだったのですが、最近ねーちゃんになりまちた。個人テキにはもっとねっとり喋ってもらいたいと思っています(≧∇≦)b
東北地方太平洋側の美味しいものはしばらくおあづけですね… 義援金を何度か送って、そしてなるべくアチラ方面の産物を購入するように心がけて、少しでも早く復興してくれるようにお手伝いしましょうか。
梅成弟子丸さん
おはようございます！
その頃は素直だったんですね＼(≧▽≦)丿 その時のことを忘れずに日々過ごしていれば今ごろ…(笑)いやいや、これからもぜひそんなピュアなキモチで(´▽｀*)ｱﾊﾊ
檜枝岐でつか…ソコから喜多方だと殆ど福島県横断に近い状態ですねえ。若い頃は無暗矢鱈に突っ走ったものです、それにあの頃は道路もシンプルでしたからテキトーに走ってもナゼか目的地に着いてしまうんですよね。
会津若松の国民宿舎で福島から来たという大工さん二名と合流しましてね一緒に酒呑んだのですが、いや〜彼らは強い強い…
仲居さんに「お〜い、お銚子100本ね♪」とかってマジで追加注文するんですよ。で、仲居さんが50本並べたバンジュウを二段重ねで持ってくるんですよw(^o^)w すっかりゴチソーになってしまったのがいい思い出です。
ムー吉殿
おはようございます！
ソレっていつ頃のハナシでしょ… そういえばボク東京に住んでたころ、一度喜多方にラーメン食べに行ってました。平成になったばかりのころです。
なんだか有名店ってコトになってるお店に行きましてね食べたんですけど、う〜んフツーなんですよね。ええ、不味いってワケじゃなくて、あくまでもストレスのないお味というか(´▽｀*)ｱﾊﾊ
しかしのべ二日４軒で喜多方ラーメンを食すとは、当時かなり入れ込んでいたのでしょうか。期待度が高いと裏切られたくないから、吉が出るまでクジを引き続ける心境？(≧∇≦)b
