秋の収穫祭 2011

ヤだなあ…ジブンで栽培したワケでもないのに“収穫祭”なんて。農民市場にヤサイ類を購入に行ったら秋らしいものがいっぱいあって、ついイロイロとカゴに入れてしまったのよ。

トウモロコシに秋茗荷、富士宮名産の落花生とサトイモ。家に帰ってテーブルに出してみるとなんだか絵になると云うか秋らしい風情ではないか。
しかし茗荷を除いてアトは基本テキに茹でて食すものばかりである、よく考えたら忙しいことになるのだな…と、とりあへず鍋に湯を沸かす。落花生の茹で時間は40分、さらに茹で汁に漬けたまま蒸らすように20分だから約1時間の工程だ。ガスレンジの火口は2つあるが三種類調理するとなると夕方の貴重な時間がかなり削られてしまう。そこで一計を案ずるのよ、そうそう蒸し器ってテがあるじゃないか。
トウモロコシとサトイモは蒸し器に一緒に放り込んでおけば一度で済む。料理屋さんで使っているようなスタックタイプの蒸し器があれば申し分ないが、な〜に一段でも中を仕切って並べればいいのよ、へへ。
オカゲで全ての加熱は一時間で終了、やれやれと戦果を前に極楽ビールタイムなのだな。韓国製ばかりと思っていた輸入発泡酒はこのところ台湾製ベトナム製まで登場していて、ご多聞に漏れずボクもそうした製品をいくつかお試し購入してあるのだが、こうした食材に合わせるのはやはりソレらしいフンイキを持ったやつの方が安心するのであって、この日は“秋楽”というものを開けてみた。

ローストした麦をブレンドしてあるのだろう、かなり濃い色をしたビールになっていてコクは充分。ただそうは言っても所詮は発泡酒であって香りや旨味に若干弱さを感ずるのは仕方がないのだな。まあ普段飲みには上等でしょ、しっかりした味わいを持った秋の恵みにも決して負けてはいないし、コレなら秋刀魚の塩焼でもイケる。
調子に乗ってホイホイと茹で落花生を食べていてふと思い出したことがあった。そう、主治医から
「意外に知られてないのですけどねえ、茹で落花生プリン体がとても多いんですよ。
特に富士宮ではコレを好んで召し上がる方が多いので気をつけて下さいね… いやひと粒かふた粒なら全く問題はないのですが、どうせ途中でやめられないでしょ? だったら最初から…」
あれま、ボクの性格をよくご存知で。でももう喰っちまったからなあ…



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