大阪難波・自由軒カレーみそで『カレーピラフ』

自由軒”と云う屋号を名乗る企業が二つあって、ウワサであまり仲が宜しくないことを知った。
まあそうしたハナシは珍しいことでもなく、ボクも(あれ?コレって違うカイシャなのね…)といった経験は何度もしている。 神戸の三田屋さんもそういうカンジで、知らないヒトなら「随分手広くやっていてリッパだなあ」くらいにしか思わないだろうが、ナカミはドロドロ三兄弟のようだ。

先月神戸の友人Uからこれをいただいた時には(あぁ、あのカレーの自由軒ね♪)と、以前に食したレトルトの『インディアンカレー』が瞼に浮かんだ。ビーフカレーゴハンを和えてしまった状態のものの上に生タマゴが落としてあり
「コレがワイのオリジナルっちゅーもんやで!」
といった押し出しの強いひと品が名物となっているらしい。
哀愁のイナカ町暮らしは例えレトルト製品であってもそんな風に特別なヨロコビを与えてくれるものであって、すっかりその気になったエロおやぢはお店で提供さてているスタイルを真似てみたりもしたお調子者なのである。そしてこれで浪花のB級グルメを知った気になっていたが、世の中はそんなに甘いものではなくまだまだあるのだな。ホカにもユニークな製品はないものかと“せんば自由軒”のホームページを覗くとレトルトカレーはあっても“カレーみそ”なんて影もカタチもないのよね…
おかしいなあ〜と思いこの商品のラベルをよく見ると“大阪・難波 自由軒”となっているではないか…“せんば”じゃないのか、ふう〜ん。調べてみれば別の会社、あれれ勉強不足でしたね…って具合である。
現在もドチラが本家だ元祖だと大声で張りあっているワケではないが、まあムカシいろいろあったんでしょうね… 前者は経営者が変わり、後者のレトルト製品は入手できていないので比較のしようもないし、それにだいいいちお店には夫々にファンがいて美味しいと言って食しているのだから外野がアレコレ言ってジャッジメントするなど無意味を通り越してバカ以外のなにものでもない。

さてその“カレーみそ”を試してみた。カテゴリとしてはなめ味噌系の珍味であって、ゴハンに乗せて(或いは何かに塗って)食すのが基本のようだ。製造販売元は珍味で有名な神戸・伍魚福さんである。
初めて食すものの場合はなるべく先入観を捨て、メーカーさんのお勧めに従って味わうのが最も正しい認識が得られる。ボクも辛味の確認のために爪楊枝の先にチョビッとつけて舌に運んだ以外、最初のひとくちはゴハンに乗せて食してみた。
思ったよりインパクトの少ない風味はなんだか炒め玉葱ペーストに味噌とカレールウを混ぜたみたいなお味で、万人にそう嫌われないお味。別の言い方をすると無難にまとめ過ぎたというか、コレだとゴハンを食べ過ぎる心配は無用だ。この一本をゴハンのせのみで食べきるのはちょっとキビシいかもね…なのである。ただし旨味はギュウと濃縮されているようなのでコレは何かの調味ベースに使えるのではないかと直感した。
早速カレーピラフの準備だ。ベーコンやバターを加えればカレーピラフ、和風だしにキノコや油揚げなどを使えばカレー風味炊き込みご飯となる。ボクはコメ3合を炊くコンソメスープにこれ一本全量を投入した。若干塩分が不足していたので塩でお味を調えてやる必要があったくらいだ。
仕上がりはなかなかに結構なものであって、元々旨味をたっぷり含んだペーストがカレースープのベースになっているのだから旨いに決まっているのだよ、わはは!なのだな。ちょうどあった白身魚のフライとキノコ入りトマトソースがいい脇役になってくれた。




KOBE 伍魚福(株式会社伍魚福)
http://www.gogyofuku.co.jp/



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今朝の富士山



6:10AM, October 19. 2011. @Fujinomiya-City










がんたさん
ドーナツ形? けっこーシャラッ臭いマネするんですね\(≧▽≦)丿
こんにちは! だって昼間は健全なカフェだもんね、夜は不明だけど(笑) 
このテの料理って意外にベーコンがキモだったりするんですよね、その辺りに気付くがんたさんはサスガです! 質の良いものは香りもよくて旨味も強く、まあハッキリ言うとベーコンが全てをカバーしてくれたりしてさ(´▽`*)アハハ



かぶちゃん
おや!いろいろ試したんですねえ…ボクは諦めが早かった?(≧∇≦)b
こんにちは! 紅葉は既にピークを過ぎてしまった所もでていますね。 今年は南アルプスでちょっと狙っている場所があるのですが、多分もう少しだけ先。先日の大雨で林道が崩れてるってウワサもあるし、メガーヌじゃなくてカングーで行こうかな(笑)