黄さんの『黄金炒飯』

よくテレビで「どうしたらパラパラの本格チャーハンを家庭でも作れるか」などとやっていて、たいていは中華街のコックさんなどが登場しては実演説明などしてくれている。

先日もそんな番組を見るともなしに観ていたら、どう見てもイカレたカンジの中華料理人が出演していて思わず笑ってしまった。その名は黄(ファン)さん、コック服を着て例の“トップが平になった帽子”を被っていなければロンパリ眼目&前歯欠損数本なので、ただの路上生活系無職浮浪者といった風体。ラリってるみたい…と言えばよくお解りいただけるかな。中国人と書いたがもしかしたら台湾人かもしれない。
いや、そんなことはドッチでもいいのだよ、彼のウデは確かで見事な鍋捌きでアッと云う間にパラパラの炒飯を作ってみせてくれて感心してしまった。ただあまりに素早過ぎて見ている方はそのテクニックを理解習得出来なかったのではないだろうか。とにかくパラパラで素晴らしいチャーハンなのであった。
彼の得意料理は『黄金炒飯』というやつで、ゴハンにタマゴの黄色がムラなくコーティングされたかのように黄金色に輝くチャーハンなのであって大層人気があるらしい。黄さんの金ヅルだから『黄金炒飯』ってワケでもないだろうがジツに美味そうだ。ボクもなんだかそのチャーハンがみょ〜に食べたくなってしまい早速マネをしてみたのよ。
仕上がりはマアマアってなところでお味の方はトーシローが作ったワリには上等なものだ。ちょっとイバってもいいかも知れない。
よく中華料理店でやるように大きなお玉に鍋を煽りながら炒飯を入れてゆき、クルッとひっくり返して皿に盛る…というのをやってみたいものだと思うがそう容易なことではなく、ドンブリにいったん入れてはひっくり返して皿にドーム状のチャーハンを盛る予定だった。
ところが出来上がったチャーハンはパラパラすぎてドンブリを持ち上げたとたんに崩れてしまったのね…あぁ悲しい。もうハラがたったのでついでに崩しまくって結局はフツーに盛ったものになってしまったのよ。でもって紅生姜も切らしていてなかったのでミョーガの甘酢漬なんてもので代用したりしてさ、なんだか落ち着きのない炒飯になったのが口惜しい昼めしなのであった。




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枯れ葉に擬態してるけど
ソコはまずいんでないの?
もうキミの季節もお終いかな
寒いもんね…



October 29. 2011.











Lotさま
器は八角形でしたけどね、お味は丸いやつでした (´▽`*)アハハ
おはようございます! 以前にもそのお話はうかがいましたよね、地方によっても違うのでしょうが中国には行ったことがないので無責任な発言は慎んでおきますよ\(≧▽≦)丿
隠し味にマヨネーズを入れるヒトもいるらしいのですが、一度やってみて「二度とやるか」と思いました(笑)



がんたさん
鍋は錦見鋳造の北京鍋を使ってます、コレだと調子いいんです(^o^)v
おはようございます! 黄さんは先にタマゴを入れ、半熟状態になったところにゴハンを投入しイッキに煽って仕上げてました。
お家で食べる炒飯なら多少ベタつこうがナニしようが構わないのですが、やはりちゃんとしたものが出来上がれば一段と美味しいものですよね!
最近カニチャーハンとかエビチャーハンが喰いたくてたまりません(´▽`*)アハハ



チャッピ〜☆彡さん
はいはいオール電化ね、もう何度も聞きましたよ〜ミミダコ(´▽`*)アハハ
おはようございます! 家庭の火力だとメンドですが一人前づつ作ったほうが絶対に美味しく出来上がりますね。 大人数になると時間がかかるからと言ってイッキに作ろうとするヒトもいますが、タッタカ作るなら個別の方がトータルで結局は早いです(^o^)v
もう手ヌキとは言わせません!(笑)