寄り道したのよ『百姓のパン工房』

いつもと違う行動を二つばかりした。パンを食べようと思いついたのにお気に入りのパン屋さんである近所のGUCHIPANさんに行かなかったこと、そしてシゴト帰りの定番コースからちょっと寄り道して以前から気にかかっていたお店に立ち寄ってみたことだ。

たまにその前を通りかかることもあるのだが、疲れ果てたシゴト帰りではなんだかメンドくさくてヤメにしてしまうのである。それにパンならご近所さんに上等なものがあるではないか…と云う横着の言い訳とでも捉えられる考えがふと横切ってゆくからだ。
しかしそんなズボラな人生はよくないのだよ、なんでもアクティブにそして貪欲に吸収しなければ豊かなグルメライフはカッテにやってきてはくれないのだな。そうオマエの人生は自らのテで切り開く必要があるのさ!と疲労困憊のカラダにムチ打ちハンドルを右に切るのである。う〜む大袈裟だなあ、たかがちょっと寄り道するだけじゃん。
そんなパン屋さんは幹線道路に接続するウラ道っぽい場所に数年前オープンした。農薬を使わず市内で自家栽培したお米を使った“米粉パン専門店百姓のパン工房“さんだ。
ジツはオープンしたばかりのころに一度行ってバゲットを購入したことがあった。薪窯の素晴らしい香りと焼けるパンの芳ばしい匂いが店内に満ち溢れていて、パンのお味も申し分ないものだった。もう一度食べたいなあ…と思いつつなかなか行けなくて気にかかっていた、というのが正直なところである。
陽も落ちて薄暮のころに到着、世間はちょうど帰宅時間帯なので次々と駐車場にクルマが入ってくる。

和モダンな建築外観の店内に進むと以前よりたくさんの種類のパンが並べられていた。ボクはどちらかというと惣菜パンみたいなものよりも素材系のものを欲することが多いので真っ先に探すのはバゲットやブールといったプレーンタイプなのである。
ところが哀愁のイナカ町ではそうしたパンの需要が少ないのか、どのパン屋さんに行っても圧倒テキに多いのは何かを挟んだりブレンドしたパンなのだな、そこがちょっと残念なのよ。
これが静岡市内のデパ地下に行けばそうしたパンそのものの実力を堪能できるものがたくさん在るわけだが、日常的に行く場所でもないので月イチくらいのお楽しみと覚悟するしかない。まあいいか…
ところでコチラの米粉パン、どれも謳い文句に偽りなくモッチリしていて大層美味しいのである。伝統的な欧風のパンとお味や食感の方向性は違うが、これはこれでアリなのだな。米飯食中心のニッポン人の生活食習慣にスッと馴染んでゆくような感覚もある。
お会計時に「5時過ぎなので10%割引します」そしてサツマイモ入りパンを1コおまけしてくれるという幸運にも恵まれた。欲しいパンが無くなっているリスクはあるけれど、夕方のこうした時刻にもメリットはあるものなのだ、あぁやっぱり来てよかった。



米粉パン専門店 百姓のパン工房
http://komeko-pan.com/

静岡県富士宮市淀師1506-7 (富士宮西高前)
TEL=0544-29-7878 FAX 0544-29-7879
ACT=10:00-18:00 木曜定休
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Sora



Afternoon, February 09. 2012.








チャッピ〜☆彡さん
おはよーございます!
チャリの記念撮影したのはGUCHIPANさんだってば(笑) でね、グチパンさんでは昼過ぎには売り切ってしまうので割引はないのよ(´Å`)
震災で一時中断していたけど、またあのテリー伊藤氏が登場して「米粉倶楽部」のCMやってますね。なんでもモッチリして美味しくなるんだなあ…唐揚はサックリパリパリになるしね。
まあパンについてのウルサい蘊蓄はお任せしますよ(´▽`*)アハハ




元ルーさん
おはようございます!
あっ!それは言えてる〜ホントに蕎麦屋みたいですね〜(´▽`*)アハハ
やっぱり近所に美味しいパン屋さんがあるってことは嬉しいものです、ぜひ一度訪れて生活に豊かさをプラスして下さい。
少しづつ春に近付いてる静岡です。河津の桜も満開になったようですが、今年は行けそうにもありません(T-T)
北海道はまだまだ雪の世界ですね…それにしても自転車に積った雪が面白いこと!