ホリデイ in 浜松 は名店の『うな重』で充実

久しぶりに何も予定の入っていないホリデイを過ごした。
Meganiste Japon 浜名湖オフ2012そして懇親会→二次会→三次会とやはり哀愁のイナカ町暮らしの鬱憤を晴らしまくった翌日、お天気も良好で兼ねてから再訪したいと思っていた浜松近郊の二つの場所へメガーヌを走らせるエロおやぢであった。

ナゾの三次会からヘベレケでホテルに戻り就寝したのは午前二時すぎだっただろうか、それでも日々の習慣から朝食を抜くようなマネは決してできないのであって、格安プランのホテルの無料朝食を摂りに一回のロビイ脇にある朝食会場に行って驚いた。
どうせパンとコーヒーにちょっとしたサラダ程度のブッフェとナメていたボクは(う〜む参ったなあ)なのである。パンの種類も8種類くらいはあっただろうか、簡素ではあるがきちんとしたサラダ、肉だんご入りの野菜スープ、ソーセージやポテトなど定番の洋風朝食に加え数種のおにぎりやおいなりさんそして味噌汁もあるではないか。

フォトは最初にトレイに乗せた洋食系のものだが、コレはサッサと喰ってしまい明太子おにぎりなどを卑しくもまた取りに向かっては平らげてしまった。いいねえ朝からリッチですよ。
不況と言われるニッポンの宿泊施設ギョーカイもこうしたレボリューションが火をつけてゆくのかもしれないなあ、久しぶりにリピート利用したくなるホテルに巡り合った気分だ。もちろん宿泊したルームも清潔でアメニティー類も落ち度がない。
前夜酔った勢いで立ち寄ったコンビニでナゼか購入してしまった『プリンアラモード』を調子に乗って会場に隠し持って行きコソコソと喰ってしまった。いけませんよ、よい子はこーゆーマネをしてはいけませんからね。

さて再訪したいと思っていた場所・その1である。
浜松市の中心部から約20kmほど北上した位置にある臨済宗妙心寺派「萬松山龍潭寺」、ここの庭園が観たくてこの日を空けておいたと言っても過言ではない。
いつもなら空いた道をスイスイと行くハズだったのに、なぜかつっかえ気味の渋滞模様…そうか開通したばかりの“新東名高速道路”の浜松いなさJCTに向かう道だったのよね。まあいいか…ノンビリゆきましょ。
それでも到着したのは正午少し前で、ホカに観光客が流れてしまったせいか龍潭寺への参拝客は少なめで清々とその歴史ある社殿や保存物を見学することが出来た。


そしてその最大目的である庭園でココロ静かに時を過ごすのであった。小堀遠州が造ったこの庭園はジツに素晴らしい眺めで、もう少しすれば今はグリーン一色の風景に赤いサツキが彩りを添え、サスガに国指定名勝記念物・東海一の名園と呼ばれる美しさに息を呑むことになるだろう。

かつて母君とここを訪れたのは師走も押し迫ったころであって、冬枯れの鄙びたフンイキがまた素晴らしいものであった。
今回は桜がちょうど舞い散る華やかな季節で、山門前の参道のソメイヨシノはハラハラとその花びらを風に乗せていたが、本堂前の八重桜は見事な咲き誇りかたで参拝客を喜ばせてくれていた。
これからの時期は折々の草花が目を楽しませてくれるだろうし、秋には紅葉やドウダンツツジが絢爛な様相でまた違う世界が開けるのだな、ここは本当にお勧めの場所なのである。

龍潭寺(りょうたんじ)
http://www.ryotanji.com/
静岡県浜松市北区引佐町井伊谷1989
TEL. 053-542-0480 FAX. 053-542-09


   ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


さてさて、朝めしもゆっくりだったのでヨユーをかましてはいたものの、これだけしっかり歴史のお勉強もすればやはりハラは減ってくるものなのだな。

そう、予定通りに再訪したい場所の第二弾、龍潭寺から南に下って数キロの気賀関所近くにあるうなぎ蒲焼の名店「清水家」さんにレッツゴオなのである。
そしてこれも想定内のことではあったが(やっぱりねえ)の待ち客行列…と云ってもお店のウラにきちんと腰かけて待つスペースがしつらえてくれてあるのでボサっと立って待つワケではないのだよ。
それにしても午後一時もすっかり過ぎているのに相変わらずのウェイテイングとは凄い。このお店の人気がよく解る。地元の方々も利用するのだろうが来店客のクルマはほとんど県外ナンバーばかりで圧倒テキな知名度でもあるのだな。

注文したのは一番お安かった『うな重25』ってやつでその名の通り¥2500なのである。もうちょっと風情のあるナマエはないものかと思うが、これを喰えば(兎に角美味いったらありゃしない!)なのであるから、そんなことはドッチでもよくなって、
「ヨケーなこと言ってすみませんでした…」
ヒレ臥すしかなくなるのである。

ミエを張って申し上げるつもりではないが、本当は一番高い『うな重30』ってやつを頼もうと思っていたのだよ。ところが残念なことに売り切れで涙をのむエロおやぢなのであった。高価な商品が売り切れということはウナギの選別もキチンと正確に行われているという証拠なのであって信頼できるシゴトをしているのが判るのね。
中間の『うな重27』という選択もあったが、な〜に作り方は上も下も一緒よ、それに最近は食が細くなりつつあるから逆にちょうどよいかもしれない…てな顛末なのであって、これがまたズバリとハマったのだな。
ふわりとトロけるようなうなぎ蒲焼、タレは甘からず辛からず…なによりうなぎそのものの香りがたいへんよろしい。ゴハンの炊き加減や添えてある肝吸いの塩梅もカンペキ。このうな重を食したらハンパなお店では行く気がしなくなる、というものだ。
量的にもちょうどよかったし、しばらくは上気したようにカラダが火照って夕刻までその満足感は持続していた。再訪を強く望みそれが叶ったお店だが、なんだかまた行きたくて堪らなくなってきた。


清水家
http://www5.hp-ez.com/hp/shimizuya/page3
静岡県浜松市北区細江町気賀238-2
TEL=053-522-0063
ACT=11:00-18:00 売り切れ次第終了
水曜定休 月一回不定


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う〜様
おはようございます!
鰻蒲焼屋さんの誘因作戦、アレにはヤラれてしまいますね(≧∇≦)b 特に盛夏のころの土用丑には店頭で盛大にやりますからね、サイフの残高も考えずについ注文してしまいます。
やっぱり冷酒か… ですよね〜♪



かぶちゃん
おはようございます!
前日はスッポン料理でしょ、で翌日に『うな重』だからねえ…オマエはいったい何がモクテキなんだ?ってなカンジですよ\(≧▽≦)丿
先週は超ハードでこの貯金も使い果たしマイナスになってしまいました(笑)



チャッピ〜☆彡さん
おはようございます!
激しいコーフンはよく解りますが、コメ長過ぎですね…自重をお願いしたいです(≧∇≦)b
しかし昔から「空腹は最良のコック」と言いますが、あのウェイティングの時間とウナギが焼ける香り攻撃には誰しも沈没するでしょう(笑)もしかしたらソレも名店のお味のうちかも知れませんね。
今度はやっぱり『うな重30』だよね〜\(o^∀^o)/