お買い物のアトは魚河岸食堂で『海鮮丼』

完全に出遅れた…いや〜新茶の買い出しのハナシである。今年は八十八夜が5月2日だったからピンボケと云うかマヌケの烙印を捺すべきか、とにかくお粗末この上ないハナシなのよね。

日常のシゴトがキツいせいか休日に処理しなければならないヤボ用が累積する傾向にあってホントに困っている。まあトシだからね、ムリが利かなくなってるってのもあるんだけど。
そんなわけでようやく重くて痛いコシをあげて新茶の購入に出かけた先月の中旬なのである。例によってJAおおいがわの運営する「まんさいかん」に行ったのだが、到着すると入口で女性職員がナニやら配布しているではないか。当然のことながら卑しいエロおやぢもテを差し出すのであるが、渡されたモノはなんと“ミニたいやき”ではないか!え〜何で?みたいなカオをしていると彼女は「今日は“父の日”なのでご来店の男性にプレゼントしているんですよ」と説明してくれた。たまにはいいこともあるもんだな。
無事に新茶のチョイスも済ませアレコレ買い漁っていたら時刻は正午を過ぎていた。やっぱりねえ…なんだかやたらにハラが減った気がしてたんだよ。

前回のまんさいかんアフターは母君の意外な希望でラーメンを食して帰ったけれどサスガに初夏ともなれば熱い食事はパスしたいよね…ってことでトナリ町の焼津まで走ったミナトの食堂で安くて新鮮な昼めしにしようよ!と云う提案に母君も一発オッケーなのである。メガーヌ君を急ぎ走らせ約20分、スグに空腹の補修開始なのだ。

以前におじゃましたときは鰹の刺身がメインの『魚河岸定食』を食したからちょっと指向を変えてドンブリものにした。そう地魚中心の『海鮮丼』はこの小川港魚河岸食堂のご指名ベストスリーに入る人気メニューなのよ。
イクラ、甘エビ、アオリイカ、マグロ大トロ、マグロ赤身、生桜エビ、生シラス、カツヲ、ホタテ…ヨソ者も混ざってはいるけれどやっぱり主軸はカツヲ・マグロ・桜海老・シラスでしょ、いかにも焼津の港らしいゴーカな顔ぶれ。こいつはサイコーじゃん!あぁこんなドンブリのネタをつまみに酒飲りたいじゃんねえ…ってまたそのハナシですかい、もういい加減に諦めたらどーですか。
別々の小皿にワサビと生姜が添えられていたのには感心したけれど、味噌汁の具がワカメとタマネギってのにはちょっと笑えたけどね。まあミナトのガザガサした食堂だからこんなもんか。それより『海鮮丼』の実質内容と鮮度が圧倒テキに素晴らしく瑣末なコトはドッチでもいいのよね。



小川港魚河岸食堂
http://www.yaizu-uonaka.or.jp/


     ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ 


(帰路はのんびり一般道で帰ろう)と静岡市の中心部を抜けていたらちょっと気がかりが建物がメに入ってきた。“葉山珈琲”さんかあ…喫茶店だよな。そしてゼイタクな昼めしを食したのに果てしないヨクボーが襲ってくるのである。

そうだ、ココで美味しいケーキを食べよう。デザート食べてなかったしさ。
おすすめの日替りオリジナルコーヒーと一緒に注文したのは『ブラックマウンテン』というアメリカンチェリーがフィーチャーされたひと品である。こいつがジツに美味かった。ラム酒漬チェリーの佳い香りや甘みにココア系スポンジと上質なクリーム、そこに刻みチョコレートと生チェリー…なんて素晴らしいアイデアなんでしょ。ちょっと清里にあるマチスさんのケーキを思い出しちゃったな。
そういえば葉山珈琲なんて神奈川県みたいなナマエだけど本社は大阪なのね、これもマチスさんと一緒。なにか共通したものでもあるのかしら…それともやはり食の都・大阪の底力ってものなのか。
地方都市はクルマ社会になって従来の喫茶店が大手ショッピングセンターのテナントにどんどん駆逐されて減少し続けているけれど、このところこうしたチェーン型喫茶店が台頭し始めて(ちょっとコーヒーブレイクしたいな)という希望をなかなか実践しづらかったイナカ暮らしに路が開けてきたカンジなのよね。しかもナゴヤ系チェーンの某K珈琲店みたいに肝心なコーヒーをないがしろにしていないところも気に入った。喫茶店なんだからね、ドリンクくらいちゃんとしたものを提供してくれないと。食事もなかなかテのこんだものを出しているらしく、久しぶりに(また行きたい)と思える喫茶店が見つかったのである。


葉山珈琲
http://www.hayama-coffee.co.jp/




クリック↓↓↓で応援をお願いします




昨日の朝の富士山
台風接近中らしさ満載の不安定な雲行きが見ていて面白かったな
今朝ですか?もちろん雲の中ですよ


5:37AM, July 09. 2014. @Fujinomiya-City