レトロな店内外の来来軒さんでラーメンを食したときに気になって仕方のなかった定食類、さっそくその確認作業に入った後日である。
平日にもかかわらずお店は相変わらず繁盛していた…といっても近所の常連さんたちなのか、なんだか仲良く会話しながらビールなんぞを飲っている。いいなあ〜ボクもそーゆーことしたいなあと思ってもシゴトちう、しかも真っ昼間からはちょっとねえ…なのである。
常連さんといっても我が物顔の振る舞いをするわけでもない。みなさん静かにごくフツーの客として席に就いているだけであって不快な面はなにもない。よくいるんだよね、やたらに店主と親しげな会話を大声で交わしたり、いかにもオレ様はこの店の常連なんだぜ！みたいなカッテな行為を一般客の迷惑も顧みずにする族。どんなに料理が美味しくても興醒めだしそんな店には二度と行きたくないと思うのよ。その点こちらの常連さんたちはご高齢の方々が多いせいか節度があってたいへんよろしい。
カウンターはその方々で占拠されていたので小上がり席に座ることにした。本当は椅子席のほうがいいんだけどね、胡座はちょっとニガテなもんでさ。
どんなお店でもカウンターやテーブルには調味料などのセットが置いてあって、なかなかにそのお店の営業方針や店主の個性などの縮図テキ部分がある。しかしマヨネーズのプラボトルがモロ逆さまボ〜ンってのは初めて見た、しかも専用器具まであるんだな。
いったいナニに使うんだろ、このマヨネーズ…と思っていたら、シゴト仲間が注文した『焼肉定食』がテーブルに運ばれてきた時にそのワケが解けた。定食の添えヤサイね、フツーはドレッシングがかけてあったり、皿の端っこにマヨネーズがチュ〜してあったり、はてまたムカシならテーブルセットのソースなんぞをかけて食すのだろうけれど、こちらのお店では「セルフですきなだけどーぞ」てな感じか、なかなかにダイナミズムがあって結構じゃないか。定食のボリュームに似合ったサービスだし、近年ではヤサイばかりでなくいろんなものにマヨネーズを使うマヨラーもいらっしゃるからお店としては親切のつもりもあるんじゃないのかなあ。
さてエロおやぢが注文したのは好物の回鍋肉の定食である。お値段は￥850で絶対値はそう安くはないけれど、そのボリューム＆クオリティーを鑑みると非常にお値打ちなのである。大皿にたっぷり、しかもキャベツ・ピーマン・豚バラ肉の基本にシイタケや根深・タマネギなどバラエティーに富んだ具材でリッチだ。
お味はちょっと甘辛い部類で食べやすい。ハッキリ言ってゴハンがドンブリ一膳では足りないくらい、その相性はバツグンなんだけど本体の回鍋肉の量が多いので最後までゴハンをバランスさせオカワリなどして食せば胃袋が弾けてしまうだろう。だから一膳でなんとか食べきる調整に苦労するのだよ。あぁここでビールの一本でもあればなあ…ってそのハナシは無しにしましょうか。
ナカマの食す『焼肉定食』もかなりファッティーなルックスと実体なのであって、完食までちょっと苦労したらしい。しかしお味はバツグン！とホメてくれたのでこのお店が初めてだったナカマを連れて行ってよかったなあと思った。いやいや、ボクの食した『回鍋肉定食』もかな〜りなオーバーイート、だけどめっちゃ美味しかったからムリして完食したという感は全くない。午後のシゴトはちいとばかしハラがつかえてキツかったけどさ。
ところでまだ食してみたい定食があるんだ。先日ラーメンを食した時にも、そしてこの日もかなりな確率で“ある定食”を注文する客が多いのである。う〜む、ぜひボクもそいつを…
◆中華料理 来来軒
静岡県静岡市清水区折戸５０５−４
TEL=054-334-1968
ACT=11:30-13:30 / 17:00-22:00 (日祝〜21:00) 月曜定休
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元ルーさん
こんにちは！
ありましたね〜ベンダーショップ(≧∇≦)b 今でもハンバーガーやうどんなど昔ながらにやってる場所がある…との情報を時折目にします。
あ、定食は「しょうが焼」ではなくってフツーの甘辛タレ味のヤキニクですよ、まあ美味しいに違いありませんけど (´▽｀*)ｱﾊﾊ きっとこーゆーお店は広東麺も美味いんだろうなあ… ボクなら好きなメニューがなくなってしまったらハズレ覚悟で新規開拓しまくりますけど (´▽｀*)ｱﾊﾊ
