静岡特産の共演…『ボンゴレビアンコ featuring シラス』

母君とお買い物に行ったちょいハイクラスのスーパーでは浜名湖産の大粒アサリを販売していた。そしてそのアサリちゃんたちからは「おいらをパスタに入れて喰ってくれよぉ」という囁きが聞こえてくるのである。
そうだよ、ボクだってかなり前からボンゴレビアンコが食べたくて仕方がなかったのさ。だけど味噌汁や酒蒸しに使えるサイズのものはよくあるけど、こうしてぷっくり肥えて栄養を蓄えたファットサイズはそう滅多にお目にかかれるものではなく、何度も何度もそれを見送ってきたんだ。やったね!ようやくこうしてその願望が叶うってもんよ、コングラッツ&グラッツィエ!

母君に訊けばお家には二種類の乾燥パスタがストックしてあるという。渡りに船ってもんだな。それはBarillaDeCeccoらしいけど、気にしない向きはドッチを使っても美味しいから構わない。ちょっとコダワるエロおやぢは表面のカサつき具合が強めのDeCeccoがこうしたサラリ系ソースの絡みがいいので迷わず選択したいと思うのよ。Barillaは滑らかな表面でのどごしがいいからもう少し粘度の高いソースに良く合うんだな。いやぁそんなに気にするほどのことでもないんだけどね、まあ気休め程度のウンチクと思っていただいて一向に問題はないからご心配なく。
さてボンゴレビアンコ自体はそんなに複雑レシピ高難易度調理ではないのでいいのであるが、そのまんまストレートに作るってーのもなんだか年末グルメ三昧の波に乗りかけている時期なのでちょっと抵抗があるのよね。う〜む、ナニかいいもんないかなあ…なんて冷蔵庫探索をすると、おっと!いいもん在るじゃん、先日行った静岡のいちご海岸通りにある海産物屋さんで購入してきた“用宗漁港水揚げの茹でシラス”なのだな、いや〜スゴいことを思いついちゃったんだよ。
茅ヶ崎や三浦海岸そして伊豆半島の一部のイタリアンでは“シラスのパスタ”を時期になると提供しているらしいし、首都圏の高級イタリアンではボンゴレビアンコに生ウニをトッピングしたセレブ料理なんてものも在るらしいけど、こいつは浜名湖産アサリと用宗産シラスのコラボレーション…つまり静岡特産海産物の共演なのよね。なかなかいいアイデアだと思いませんか?って、もうジッコーしてるお店もあったりして。まあボンクラなエロおやぢが思いつくこと程度なんざとっくの徳兵衛、既にお客さんのハートをギュッとつかんでいるシェフもいるだろうな。でもいいんです、なんだか新鮮な発見をしたようなシアワセ感そしてとてつもなく美味しかったんだから。




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PM, December 31. 2014.