ボンゴレ ビアンコ ジャポネーゼ

ボンゴレ ビアンコ ジャポネーゼ

和食の食材

ぷっくりと肥えたアサリを見つけ、つい少し前に『ボンゴレ ロッソ』食べたばかりじゃん…と思いつつカゴに入れてしまうエロおやぢであります。
帰宅して少し悩みました。そりゃアサリのパスタは旨いよ、確かに旨い。けれども大寒の頃に『ボンゴレビアンコ』で旬の先取り、三月の本番には菜の花と共演させた『春の焼そば』(ただしこのときはチンゲン菜の菜の花が主役)、先月は変化球の『ボンゴレロッソ』で溜飲を下げる…そんな愉しみ方でアサリを堪能したじゃないか。オマエは何故にそんなに幸福を欲しがるのか、足ることを知るべしとは思わないのか…なんて声が後ろの方から聞こえてはくるのですが、まあ何せ煩悩本能欲望全開のエロおやぢですからねぇそこはイッキに走ることしか能がないわけです。

ボンゴレビアンコジャポネーゼの食材

それでも毎回同じ調理方法では面白くない偏屈者として、記憶力の薄くなった脳ミソを使ってベクトル変更を試みるのですな。そう、今回は " 和の食材 " をキーワードに組み立ててみるのです。
優秀なプロフェッショナルならばもう少し気の利いたモノをキャストに加えるのでしょうけれど、トーシローの引き出しのナカミはこんなもんです。カツヲブシ・鷹の爪・大葉・根深葱・大蒜・隠し味のお醤油…いちおーソレっぽいラインナップで『ボンゴレ ビアンコ ジャポネーゼ』をスタートです。

不思議にちゃんとイタリアン

美味いです、めっちゃ美味いです。
アサリの旨味を100%逃さないひと皿として完成出来たんじゃないか…なんて自己満足のような感情もワキワキであります。ただ面白いことはこれだけ和食っぽい食材で構成してあるにもかかわらず、お味は不思議にちゃんとイタリアンしていることです。

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ボンゴレ ビアンコ ジャポネーゼ   OLYMPUS OM-SYSTEM G.ZUIKO AUTO-S 1.4/50  SONY α7

その理由は知る由もありませんが、パスタとオリーブオイルがそのファクタを大きく占有しているからなのでは…とヨッパながらに考えてみたりもするわけですね。
トドメに刻み海苔ってテもありますが、そこまで追い込みたくないというイタリアンへのみょ~な律儀さが " 大成出来ないヲトコ " たる所以なのかも知れません。それでも「まあ最終テキに美味いんだからいいじゃないか…」とジツにノーテンキな人生であります。

魔界への誘い 焼き芋

和食のつもりだったので久しぶりに焼酎なんぞを引っ張り出してきました。この九州佐賀の蔵元・光武酒造場さんの製品はユニークなナマエのものが多く、酒屋の棚の前でついついニヤけてしまうものばかりです。
けれどもその内容はあくまでも本流でありまして、ネーミングやラベルデザインからは想像もつかない正統派ばかりです。ナゴヤで偶然テにしてからイッキにリピータになりましてね、静岡に戻ってから何度も買い求めております。
ただ今回はやっぱり白ワインだったかな、なんて若干後悔しつつも焼き芋焼酎の魔界に誘われて酩酊の深淵に…。




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庭風景 木漏れ陽のローズ


サルスベリの根元には紅いローズが繁茂しております
春先にちょっとイタズラしてその長く伸びた枝先をサルスベリの幹に巻き付けるようにしてみました
ローズが花を咲かせたらなかなかに面白い風情
これって生け花の原点?みたいな感じに
そして木漏れ陽を駆使する名演出家はサルスベリ


木漏れ陽のローズ   Carl Zeiss G. Planar 2/45 T*  SONY α7

 
 
 
 
 

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f:id:artfoods:20081202142609j:plain:leftたかみさま
どっひゃ~、笑えるような笑えないような「誘われて病院行き」(´▽`*)アハハ
お酒は嗜まれますか? もしそうならば健康を取り戻して退院されたあかつきにはこの芋焼酎でカンパイなさってください。あ~、そーゆーお目出度い席ではスパークリングワインですよね(´▽`*)アハハ
ユニークなネーミングは話のタネにとどまらず、ヒトさまへのプレゼントにも喜ばれるかもしれません。焼酎って飲む機会があまり多くありませんでしたが、こいつには一発で恋に落ちました。