ちょっとゆっくり目に起床、バリバリと霜柱を踏みしめながら菜園に行ってみると白菜に降りた霜はまだ解けずに光っている2014年大晦日なのであった。
相変わらずな〜んにもヤル気がないくせに、昨年初夏にテに入れた新しいデジタルカメラに新旧いろいろなレンズをとっかえひっかえ装着しては、メにつくものにシャッターを切っていたりするエロバカおやぢである。ホントはしなくてはならないことが山積しているというのに、まったく道楽者というか極楽トンボなのよね。だけどこの最新フルサイズミラーレスとオールドレンズを組み合わせるアソビはとてつもなく面白いのであって、コーフンが収まらないのである。
そして次々と防湿保管庫から過去の資産を取り出してきてはあーでもないこーでもないと考えながら過ぎてゆく時間がたまらなく楽しいのだ。ニッポンの光学工業技術水準の高さを再認識することもあるし、ドイツの光学工業製品にはスペックだけでは語り尽くせない部分もあってある意味芸術性みたいなものも含まれているからニッポンのそれとは単純に比較すべきではない、などと独り善がりの論理を展開していることもある。
そんなことよりこのアソビには正解とか見本・お手本といったものはなく、全てはそれを使うヒトの感性と経験と技術によって作品が出来上がるのが楽しい。同じレンズでも撮影する距離や光量とその絞り調節によって信じられないくらいの変化が生じるのであって、日頃ちょ〜忙しくてテスト撮影とかぶっつけ本番テキ撮影でさえままならないエロおやぢにとっては年末年始の休暇は堂々とそうした時間を消費できる貴重なものなんだから構いはしないだろ？てなもんさ。
まあボクなんか料理のフォトが中心なので使うレンズの種類はある程度の範囲に収まってはいるけれど、やっぱり様々な対象もいちおーフォロウできる体制にしておかないとねえ。グルメレポートのおシゴトのほかにクルマ関連の取材や文化・自然がテーマの取材だってあるし、けっこー機材への投資額は少なくない。だから過去の資産がこうしてリッパに活用出来るとなると俄然お熱も上がるってものなのよ。
ただねえ、じっくり腰据えて…つまりテメーのカッテで…撮影出来る場合はいいんだけど不慮のトピックに対応しなくてはならないこともあるから、やはり信頼して使えるのは最新のレンズになるのかな。欲しいよねえ、例えば某CZ社のLとか某SG社のAなんてね。だけどとってもお高くってテもアシも出ない現実…
でもビックリしちゃうのはフィルム時代は見向きもしなかった某NK社の50mmF2なんて普及価格帯のレンズ、しかも1960年代製造のモノコート仕様をデジタルカメラで使ってみるとイケイケ“きっぱり使える”タマであることなのよ。そのレンズは50mmF1.4を所有しているボクがあらためて購入するはずもなく、きっと誰か…多分だけど従軍慰安婦のインチキ報道で大問題になった某A新聞社写真部のTちゃん…から貰ったものなんだよね。彼は確か28mmF3.5ってのも一緒にくれたと思うんだけど見当たらないんだよなあ、今度お家のベツの保管庫も探してみよう。そのレンズも相当キレるってウワサの名玉、ジツに楽しみじゃないか。
おっと、なんだか脱線というより最初っからレールを間違えて走りだしてしまったようですねえ、ポイント切り替えで本線へ。
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大晦日の昼めしはお家でカレー…と言ってもレトルトですけどね、知人が送ってくれた珍品も含めて母君と食したのである。お昼はそうした楚々としたものにしておいて、ヨルの部は大晦日らしく高級食材を使った定番料理、そう『しゃぶしゃぶ』ってやつにしたのだよ。前菜がわりに天然カンパチやタコのお刺身を日本酒でいただくという、王道テキ晩餐なのである。
そんなワケで紅白歌合戦も途中にしてアッサリ沈没のエロおやぢ、当然のことながら『年越し蕎麦』ってやつを喰い逃した昨年大晦日である。せっかく大っきー海老天も購入してあったのにねえ…なのでそいつは元旦の昼食にいただいた。蕎麦は福井県産、なかなかに美味しい製品で蕎麦好きの県民が作るとこうなるんだ！てな感じでサスガなのである。
元日のヨルは妹君ご夫婦から招待されていたので、これくらいの食事でちょうどいい。ささっとツルツル食してはまたカメラとオールドレンズいじり遊びに興ずる…というバカ者なんだけれど、気がつけばもう夕方。
陽が短い冬は午後四時も過ぎれば長波長の光線が弱々しく玄関の中を照らしているのであった。
4:11PM, December 31. 2014.
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今朝の富士山
キ〜ンとお寒うございます
7:25AM, January 25. 2015. @Fujinomiya-city
元ルーさん
こんにちは！
もう疲れがたまりにたまってましてねえ…大晦日でなくてもスグに沈没(´▽｀*)ｱﾊﾊ
月に200km未満なんて羨ましい！ボクなんか1000km平均かな…でも最近はガソリンが相当値下がりしていて助かってますよ。その分撮影機材に充当したらいいのに、なかなか思ったようになりませんね。このところズームレンズって全く使ってませんよ、やっぱり単焦点のキレと緻密で情感のある描写がたまりません。銀塩時代のレンズがこんな素晴らしいものだとは思いませんでしたし。
