静岡グルメの新潮流『カマンベールWASABI』

先日立て続けに地元グルメを味わう機会に恵まれた。ひとつは駿河湾名産の桜海老をフィーチャーした『桜えび蒲鉾』、そしてもうひとつはやはり静岡の名産品であるワサビとフランス産カマンベールチーズをマリアージュさせた『カマンベールWASABI』である。

母上が購入してきた『桜えび蒲鉾』は富士宮の宮町商店街にある「蒲貞(かまてい)」さんのオリジナル商品だ。
大きいサイズのものもあるが、これはひとクチ大のサイズにした商品で酒の肴にはピッタシの分量。桜海老の色が紅く鮮やかなのは新鮮な生桜海老を使っている証拠で、多分白身魚のすり身に生桜海老を乗せ蒸し上げるという製法だろうな。
見た目だけでなく風味も素晴らしいものになっているのはサスガに老舗のワザかと思う。蒲貞さんは伝統の板蒲鉾だけでなくこうしたオリジナル商品の開発に余念がないようで、他にもいろいろ興味深い製品があるのだよ。以前に食した『焼そばスティック』もビールの相棒にはサイコーのひと品で(あ〜また喰いてー!)と思える練り製品のひとつだし、時間ができたらまたお邪魔しようかと思っている。
さて本日の日記で大きくクローズアップしたいのは『カマンベールWASABI』なのよね。ジツを言うとこれは以前にデパ地下でメにしたことがあったけれど、その時は(なんだ、ふぅ〜ん…)程度にしか思えなくてスルー。ところが先日地元民放番組でこの商品を取り上げていて、改めて見るとけっこー美味そうじゃん!なのである。


Nikon  NIKKOR-H  Auto 2/50  @SONY α7

見つけたら即購入と考えていた矢先、シゴト帰りに立ち寄った新東名高速道路の藤枝PAでこれを発見!やったね、いや〜もちろんヨロコび勇んでカゴの中へ。

ルンルンで帰宅すると、その日に母上がお買い物してきたニクはソテーまたはトンカツ用の厚切りポークだった。そこで思いついてしまったのは(あっさりしたポークだから塩と粗挽きブラックペッパーでソテーし、この『カマンベールWASABI』を塗って濃厚かつ和スパイシーな風味に仕上げてみたらどーざんしょ…)てなアイデアなのよね。恐ろしいくらい間のよいドッキングだぜ、絶対に美味しいはずだと確信した。
ポークをソテーし終えバターナイフでややたっぷり塗りつける。フォト撮影なんかしてる場合じゃないんだけど、せっかく作ったアイデアレシピだ、記念写真くらい押さえておかないとアトで後悔するよな…と急いでカメラを構える。こーゆーことはしょっちゅうなのでテーブルには常にデジタルカメラが乗せてあって撮り逃がすことはないんだけど、なんかこう(早く喰いたいv.s.ちゃんと撮れ)みたいな葛藤があって心苦しいのも確かなのよね。

女子高生が学園祭のバザーで販売するみたいなラベルデザインだけど、パッケージのスタイルはカマンベールチーズらしさを演出して扇形になっている。開封するとやはり扇形をした透明プラパックが2段詰めでナカミはクリーム状製品が封入されていた。見た目はちょっとアボカドちっくだけど香りはまさに“わさび漬”だ。
ナメてみるとカマンベールチーズの濃厚でクリーミィな押し出し、そこに酒粕が引き立てるワサビの爽やかな風味が舌の上に転がり寄り添う。こいつはポークにサイコーじゃん!いや、ポークソテーだけじゃなくてホカにもいろいろ応用出来るに違いない。アレも…コレも…とまあこんなモヤモヤとした雑念を酒にトロけかかった脳味噌の中でグルグルさせながら急ぎ一切れカットしてクチに運ぶ。
いや〜ん♪美味いったらありゃしない!思いつきスルーパスからヒールで合わせた見事なゴール! 優勝がかかったゲームの大一番で相手ディフェンダーのヤル気を消失させるワザありシュートって感じだぜ。
しかしカマンベールチーズとワサビ漬ってこんなに合うんだねえ、なんならジブンで混ぜて作ってみてもいいかな…なんてね。この商品もわさび漬けでは古参である田丸屋さんの商品、やっぱり老舗のチカラってスゴい。静岡グルメの新潮流だよ。




クリック↓↓↓で応援をお願いします





庭の鉢植えヴィオラ
冬に向かってどんどん株が増えてゆきます
楽しみね



Olympus  F.Zuiko Auto-S 1.8/38  @SONY NEX-7