古のお店を偲んで『きつねとじうどん』

もう何度かこの日記にしたためたことではあるが、あまりに残念でならないので今日もまた書いてしまうのである。それは静岡市中心部の繁華街から老舗の飲食店が次々と消えていることなのだ。
鰻の蒲焼や天ぷらが美味しかった「あ奈ごや」さん、洋食屋テイストで楽しませていただいたとんかつの「蝶屋」さん、そして(まさか…)と思ったのはオフィス街も近くいつも昼どきは混雑していた手打ち蕎麦うどんの「弁慶」さんまでもが!それぞれのお店は複数回利用していて、エロおやぢがまだしょーもない若造だった大学生のころから繁盛していたお店なのよね、悔しいったらありゃしない。
特に「弁慶」さんの品はとっても季節感を大切にしていて、冬季限定『のっぺいうどん』や春先から夏にしかお目にかかれない『あをやぎうどん』など大いに勉強させていただいたものだ。
この『きつねとじうどん』も数年前に献立から落ちていたので、店員さんに「もし出来ることなら作っていただけないでしょうか」と尋ねると厨房に訊きに行ってくれて快諾いただいたこともあった。それくらいスキだったメニューである。


Tokyo Kogaku  UV TOPCOR 2/53  @SONY α7

トーシローが再現を試みたものなのでなんとな〜くガサツな仕上がりで(あぁ弁慶さんならずっと上品でキレイだったんだけどな…)なのよね。まあお味の方はソコソコにイケてるようだと自負しているのでいいか。ザックリと刻んだきつねとネギを卵でとじて温かいうどんや蕎麦にトッピングする…と云うシンプルな麺料理なんだけど、これがまた飽きなくていいのよ。
京都のほうではこの“上モノ”を丼ゴハンに乗せて『衣笠丼』な〜んて素敵なナマエのひと品として親しまれているらしい。なんかソレもいいよね、今度チャレンジしてみようかな。




クリック↓↓↓で応援をお願いします






菜園に育つナゾのイタリア・トスカーナ地方野菜
その名は「カーボロネロ」…和名「黒キャベツ」だって
ケールと一緒で不結球のキャベツなんだな
寒くなった今が旬、さてどんな料理にしますか



Nippon Kogaku  NIKKOR-Q Auto 3.5/135  @SONY α7


     ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ 




今朝は冷え込みました
富士山頂に陽が差し込み始めます


7:11AM, November 29. 2015. @Fujinomiya-City

Asahi Opt.  Super-Multi-Coated Takumar 4/200  @SONY α7







元ルーさん
おばんでした!
食は関西の存在感が大きいですよね(*^−')ノ もちろん関東ならではのものもたくさんありますが。中間地点の静岡(ドッチつかずとかコウモリとも呼ばれていますが)では両方を楽しめるばかりでなく、イイトコ取りテキな食文化が展開してますよ。
いちどお越し下さいな、存分に堪能させて差し上げますから。