伊豆・村の駅で究極の親子丼

昨年末、ちょっとしたヤボ用で伊豆の玄関口まで行った。約束の時刻には少し早く、折しも昼めし時ともなれば(ドコか美味いもんを食わせる処はないものか)とソワソワするエロおやぢなのよね。
しばらく食していない“鈴福”さんのラーメンもいいけど、多分そこは行列になってるだろうし…と思いついたのはスグ近くにある伊豆・村の駅という、まあ言ってみれば複合商業施設テキ道の駅なのであって、地元の業者さんがいろいろテナント参加し地元野菜・鮮魚・畜肉・加工食品など生鮮品ならなんでも来いなのよ。加えて飲食店もたくさんあってどれも魅力いっぱいなのであるが、予てからメをつけていた「たまごや」さんという地元たまご専門店がそのターゲット、レストランも併設していてもちろん目玉商品はタマゴ料理なのだ。


OLYMPUS  F.ZUIKO AUTO-S 1.8/38  @SONY α7

同店のホームページでも“究極の親子丼”とプレゼンテーションしているようにイチオシは『天城軍鶏の親子丼』なのだな。お値段は税抜きで¥1200と親子丼のクセにみょーにイバった価格設定だ。しかし天城軍鶏ってのは“黒系シャモ”と柔らかい肉質の鶏をかけあわせた鶏種らしく、しかも平飼い鶏舎でブロイラーの3倍以上の時間をかけて飼育しているのだという。そしてエサには天城の名産・わさびの葉茎を加えるこだわりよう…お高いのは仕方のないことか。

この日ラッキーだったのは毎月20日は「親子丼の日」となっていて20%オフで親子丼が喰えることだった。いや〜偶然とはいえホントに幸運だ、やはり人間ってのは平素の行いだよな。おいっ、笑うな!
肝心なお味は申し上げるまでもないだろう、しっかりとした軍鶏肉の噛みごたえに濃厚な旨味…上質な鴨肉にも似た立体的な滋味がクチいっぱいに拡がるのだよ。これは美味い。
いったん直火焼きした軍鶏肉を甘辛ダシで炊き超半熟のタマゴとじ、これが究極と自賛する親子丼の方程式か…いやはや恐れ入りました。付け合せの漬物や味噌汁も申し分なく、これなら通常価格の¥1200を投じても惜しくはない。
オプションでいただいた『たまごソフト』も冷たいカスタードクリームのような風味で大変結構なもの、伊豆の玄関口・三島に行く楽しみが増えたってもんさ。


伊豆・村の駅「たまごや
http://www.muranoeki.com/tenpo/tamagoya.html




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日没前の弱い陽光を吸収するオキザリス
寒くなったよね、本日の営業は終了にしましょう



YASHICA  AUTO YASHINON-DX 1.4/50  @SONY α7






元ルーさん
おばんでした!
サメは売ってないですね、見たことないですよ…まあ食べ方によっては美味しいらしいですけど。船釣りに出かけると外道で時折釣れましたが、みんなサヨナラです(´▽`*)アハハ
軍鶏は肉屋でもなかなか見かけませんね。池波正太郎氏の小説の中に『五鉄の軍鶏鍋』ってのがありましてねえ、これがまた美味そうな描写で…