製造元不明の『花まめ甘納豆』

母上が河口湖のちょいと上にある高級ホテルに宿泊してきた。沼津にお住いの妹殿と一緒にキブン転換ということらしいが、リッパな造りの庭や高級食材オンパレードの懐石夕食にかなり満足なご様子なのであった。

土産はそのホテルのロビイで販売していた『花まめ甘納豆』である。なんだ、甘納豆かいな…とバカにしてはいけない。だいたいにおいて“花まめ”特に紫花豆は高級品で加工する前の乾燥生豆状態でもけっこー高価なのよね。こいつは北海道が有名だけど山梨県もけっこーな生産量を誇っていて名産品のひとつだ。
清里清泉寮などでカレーを食せばその中にひと粒ふた粒と恭しく入っていて有り難い食べ物でもある。甘納豆やグラッセなどのスイーツに加工したものはより高価で、そこらの定食や安物弁当には絶対に添えられることのない高級料理なのだな。
そうした名品を「なんかピンと来るものがあった」ということでチョイスしてくる母上はサスガだ。ひと袋に5〜7粒ほど、箱にはそれが6袋ほど並べられていて約1200円というから、やはり安いものではない。


Canon  CANON LENS FL 1.8/50  @ SONY α7

10時のおやつに冷茶と一緒にいただいてみた。上品な甘さ、素晴らしい香り、まったりした舌触り…う〜む、こんなに美味しい甘納豆はなかなかお目にかかれるものではない。きっと山梨県内の土産物屋さんとか道の駅でも売ってるのでしょうな、次回アチラ方面に行くことがあれば必ず見つけ出してリピートしたい逸品である。
ところでこの商品、山梨県内産ってことは間違いないよう(あくまで推測)だけど、製造元とか販売者が一切表記されていないんだよね。ネット販売商品はそのホテルのシールが貼り付けられているようなんだけどさ。まさかまっさかさまにチャイナってことはないと信じたい…。




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ついちょっと前まで白い花を咲かせていた梔子
この時期になると青い実となって大きくなり始めるのよ
年末に鮮やかな濃朱黄に色づいて収穫の運び
たくさん獲れたらどーする?



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