(186) ペヤング 『キムチ焼そば』

キムチ入りの焼そばと言えば背徳の『富士宮やきそば』キムチ味なんて具合にいちおー本格テキな焼そばを作って食してしまった関係上、そこいらにある並みの『キムチ焼そば』ではそうカンタンに合格点を付与するわけにはゆかない。

なのに何でワザワザこんなカップ焼なんぞを…とお思いの処刑…違う!諸兄だよ、そうなんです、買い置きしておいて優先順位が低いのでついついそのままになっていて、気づいた時には冷や汗ってカンジですな。期限は過ぎてはいなかったけれど、やはり購入してから時間経過したインスタント食品は味が落ちているケースが多いからね、サッサと喰ったほうがいいのである。
そんなワケで某日の昼食に半ばムリして消費活動に入った次第なのよ。メシくらい好きなもんを喰わせろよ〜って思うけど、考えてもみればソレもテメーが撒いたタネなのであって、きっちり責任を取るのは当たり前のことなのだ。
ただいくら昼めしとはいえカップ麺オンリーではちいとばかし寂しいのよね、だから傍らに茶漬けとかサラダなんぞも用意するわけだ。カップ麺類はそれなりにカロリーもあるはずなんだけど、なんかこう食べ終えたアトの満足感がないのはなぜなのかな。うんうん、満足感がないくらいならまだマシで、どっちかと云うとミジメな敗北感を背負ったりもするのね。特にカップ焼そばにその傾向が顕著なのである。


PETRI Camera  C.C Petri 2/55  @ SONY α7

きっとラーメンやうどん・そばに比して具のボリュームの少なさ、汁気のない麺のイメージ体積がそうした感情を誘発しているのだと思う。かといってこいつの調理過程で加えられるものってのも限られているしねえ、まあカップ焼そばの宿命だと思って開き直るしかなさそうだ。
キムチはフツーは白菜なんだけど、そこは既成の乾燥具材の転用あるいは流用といった芸当が可能なように“キムチ味のキャベツ”みたいなものがけっこーたくさん入っている…とカッテに想像していたけれど、実際のフリーズドライ具材は“乾燥白菜キムチ”なのであって、これがけっこー辛いのよ。マヨネーズの風味を加えたキムチエキス&ラー油みたいなソースが標準的なカップ焼そばからの乖離を際立たせていて全く別の麺料理を形成している。
食べ終えたらクチの周りがヒリヒリするくらいの辛味はコドモにはちょっとキケンな食べ物かもしれない。エロおやぢもビールの肴に全量ではなく半分…いや四半量くらいチョロッと食すくらいでいいかなあ。


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菜園のピーマンが面白くなってきた
ってさ、パプリカなんだか唐辛子系なのか判らなくなってしまって
ちょっと食すのが怖いカンジね
特に奥に出てきたやつさ、どう見てもハバネロジョロキアなんだけど



PETRI Camera  C.C Petri 2/55  @ SONY α7

しばらく使っていないレンズを防湿保管庫から引っ張り出してみた。てか、そーゆーレンズばかりなんだけど、まあ今回は気まぐれにペトリってところですね。
55mmのクリックレス絞りF1.4がお気に入りなんだけど、チョイスしたのは55mmのF2ね。F1.8のほうは小型化しずぎた影響か写りはともかく絞りやヘリコイド環の幅が狭くて使いづらいのよ、その点F2はF1.4に近い標準テキな幅があるのでまずまずの使い心地。


PETRI Camera  C.C Petri 2/55  @ SONY α7

絞ればある程度キリッとしてくるけど、やはりこのレンズのツボは解放かな。そんなに繊細な描写でもないしハイライトの滲みもある。玉ボケはバブルっぽく、そしてやや二線ボケ傾向にあるので背景は煩雑な印象だ。
それなのにナゼか空気感というか湿度を感じさせる描写が独特の個性で面白いし、熱烈なファンがいるのも頷ける話なのよね。


PETRI Camera  C.C Petri 2/55  @ SONY α7

風の止まった猛暑の午後、南部鉄器の風鈴も静止したまま。
止まらないアセと倦怠感…
そんな情景を切り取ってくれたこのペトリのレンズ、なんかちょっと愛おしいのよね。