ふぞろいの柿たち

当家の庭に実をつける柿のラスト収穫である。
今年はホントにたくさんの実がなったことは以前に書いたけれど、熟して美味しくなったのを見計らって大量に収穫したときで70コくらいだったから、それ以前に喰ってしまった個数をプラスすると100コ以上となる。
柿の木の頂上部分はかなり高い上に脇を流れる水路のために脚立を固定しにくくて(野鳥へのプレゼントだね〜)と10コほどは諦めて放置してあった。ところが日が経つにつれてその柿は大きくまた色よく成長し(このまま鳥にくれてやるのはもったいない…)みたいな感情を持ってしまったのである。
そうか、高枝切りを使うってテもあるよな…と野鳥を愛する温厚なヒトから一転、テメーの欲望のためには前言撤回も辞さないインチキ野郎なのである。なんでそんなに柿に固執するのかと言うと、当家の柿は本当に美味しいのよね。甘く香りよく、そして採りたてのパリッとした歯触りから、収穫後の追熟を経てネットリまったりした食感まで楽しむことのできる優良品なのだ。


Asahi Opt.  Super-Takumar 2/55 ( Early Yellow Letter )  @ SONY α7

それは独り善がりというか身内贔屓な評価ではなく、ご近所さんなどにお裾分けしたあとにいただくお礼の言葉からヒシヒシと伝わってくる感触なのよね、う〜む残念ですな、ぜひアナタにもお試しいただきたいとは思うんですけど。
そんな風にお味がピカイチな当家の柿とはいえ、商売用に育成しているわけではないので大きさカタチは揃っていないしキズや割れなど付き放題…って感じで、まあ見た目はとても自慢できる品ではない。
そう云えば昔「ふぞろいの林檎たち」ってドラマが一世を風靡していたよね。1980年代から90年代にかけて放映されて視聴率も高かったみたいだけど、偏屈者のボクは皆が向いているのと同じ方向を見るのがイヤで一度も見なかったっけ。
だからこーゆー柿が愛おしくてたまらないのかも…




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先日宣言した通り「黄文字タクマー」の初期型をゲットした。厳密にいうと最初期ではなく旧ロゴの第二世代なのであって、さほど希少性があるわけではない。新書体の後期型と光学系が違うというウワサが購入を後押ししたんだけど、実際テにしてみると(なんか一緒かも…)みたいにも思える。
まあ銀塩PENTAXのS2という古い一眼レフにオマケみたいに付いていたレンズだし(実際はソコが狙い目なんだけど)落札価格が¥1000、しかもホコリ・カビ・クモリというジャンク要素オンパレードなレンズだったからそんなに失敗感はない。


Asahi Opt.  Super-Takumar 2/55 ( Early Yellow Letter )  @ SONY α7

ところがルーティンとしての分解清掃整備をしてやると、こいつがまたいいカンジに復活したのである。もうピッカピカのクリアなレンズとなってヤル気マンマンな一本に蘇っちゃったのね、これだからY奥!はヤメられないのよ!と強気になる沼住民である。
大量生産された55mmF1.8と同じ光学系なのではあるけれど、旧ロゴ時代は放射線を出すトリウムを含有しないレンズなのでやはり実際の光学系は多少の変更があるのかな。


Asahi Opt.  Super-Takumar 2/55 ( Early Yellow Letter )  @ SONY α7

肝心の描写力は、オールドレンズに顕著な絞りによる解像度やボケ・収差の変化などは当然のように持ち合わせていて手軽にその味わいを楽しめる。絞り解放時の中心解像度は低めだが、やはりアウトフォーカス部の崩れがちなユルい世界を優先活用すべきだろう。
この黄文字55mmF2の新旧ロゴ夫々とノーマル55mmF1.8のSuper-TakumarそしてSuper-Multi-Coated Takumarの計4本ね、きっちり比較撮影してみたいんだけど、なかなかそこまでやる精神的ヨユーと時間がない。まあ眺めたり触ったりして楽しんでいるうちが花か。
つまりどんな機材や手段で撮るかより何を表現したいのか…のほうが大事ってことは解ってるんですけどね、このところ本末転倒な行為が多くて大いにハンセーすべし!なエロおやぢなのよ。






ムー吉殿
おはようございます!
ウラ年ってやつですか…今年は果物全般にデキがいいみたいなんですけどね。当家は昨年壊滅テキだった柚子が異常なくらい豊作になってましてね、ポン酢用の果汁搾りに追われそうな予感(´▽`*)アハハ
SONYのFEマウント用交換レンズね、いよいよメーカー各社からたくさんリリースされはじめましたね!試したいものはいくつもあるんですけど…