(194)ペヤングやきそば『プラス納豆』

かなり前からペヤンガー(ペヤングやきそばをこよなく愛する人々のことをこう言うらしい)の間ではスタンダードなソース焼そばに納豆をトッピングして食すとかなり美味い…というハナシは常識だったようだ。

カレーに納豆をトッピングして食したことはあったけどけっこー美味しいものだったし、蕎麦や饂飩に関してはスペシャル技としてお気に入りである。しかしカップ焼そばに納豆かい!ちょっとコワくありませんか…なんて思惑をヨソに、まるか食品さんはこの飛び道具テキなワザを商品化してしまったのだな。
そうした人々のご意見を取り入れたか否かについては知る由はないけれど、まるか食品さんのある北関東エリアではムカシから温冷にかかわらず蕎麦に納豆を入れて食す習慣があるのであって「焼そばにも入れちまおうぜ!」という機運が生まれても何らフシギはないのよ。でも確かに納豆蕎麦って美味いんだなあ、初めて食したのは20年くらい前、東北自動車道の下り都賀西方PAの立ち食いコーナーで。いや〜ちょっとカンゲキというかショックというべきか、人生変わっちゃいましたねえ…って大袈裟だけど、まあそれくらい美味かったってこと。
果たしてソース味に納豆は合うのか…と不安を抱えつつこの『プラス納豆』の調理を開始するのだ。ソースはレギュラーと一緒のようだが“かやく”はフリーズドライのキャベツ、同じく小粒納豆そのまんま、そして後入れかやくとして“ひきわり納豆”のフリーズドライがけっこーたっぷり添付されている。


FUJI PHOTO FILM  FUJINON 1.8/55  @ SONY α7

湯切を終えて戻ったかやく類を見ると、小粒納豆はまるで養殖魚用のペレット餌かソフトタイプのドッグフードみたいな状態になっていて若干キモい。まあそれは無視して間髪入れずソースと混ぜ合わせ、そしてそこにひきわり納豆をドバっとかけてやるわけなんだけど、間もなくキョーレツな匂いが立ち上ってくるのだ。
これはソースに含まれている酢の成分に納豆のニオイが乗って醸し出すサプライズ、う〜む…箸を持つ手が思わず止まるが、ここでヤメては何の意味もない。ガバッとすくってクチに運んだが、モグモグ咀嚼嚥下している分にはニオイってものはそう気にならず、そしてとりあえず不味くはない。
とは言え醤油にカツヲだしで食す納豆とはまた別世界、例えて言うならば「アナタは納豆をウスターソースで調味してゴハンに乗せて食べてみたいと思いますか?」てなところでしょうか。
面白いのはフリーズドライのひきわり納豆が初めは如何にもフリカケ的にカリカリしているけれど、熱と水分で次第にリアル状態に戻ってゆき納豆独特のネバリさえ出てくるが、それと共に(もうこれ以上食べたくないかも…)みたいな後ろ向きのキモチが増大してゆくのである。ボクですか?ええ、半分ほどでご遠慮させていただきました。


ペヤングまるか食品株式会社)
http://www.peyoung.co.jp/




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梅成弟子丸さん
納豆ガスの充満した休憩室!\(≧▽≦)丿
おはようございます。密室ではいくら納豆好きなヒトでもサスガにウッとくるでしょ…ちょっと衝撃テキなシチュエイションですねえ(´▽`*)アハハ
バタートーストに焼海苔敷いてネギ醤油の納豆をオンして食すのはボクも好物ですし、キモいと言われるマヨネーズあえ納豆も大好きです。納豆に関してはヘンタイ偏差値が高めかとは思いますが、焼そばに於いてはあまりピンと来ませんでした。
きっとカップ麺ではなくフツーに作った焼そばに納豆MAXするなら合意できたかも。それにしても厚切り食パンに納豆3パックのサンドをパブリックな空間で…って想像すると笑いが止まりませ〜ん(´▽`*)アハハ