(196)ペヤングやきそば『ギリChocolate』

アイ・ラブ・ユーのリボン掛けデザインは「やきそば」の文字さえなければごくフツーのチョコレートに使われる外装とそう変わるところはない。

正確に申し上げると本日の駄文日記のタイトルは間違っているのだ。本来の商品名は「ペヤング チョコレートやきそばギリ」、つまり義理チョコではないとメーカーさんは主張してはいるのだけれど、発売日やパッケージのフンイキからしてウケ狙いというよりはSt.Valentine's-dayのプレゼントにターゲットを絞ったものであることは間違いない。
まあ女性が意中の男性にチョコレートを渡す習慣は、いつの間にかニッポンの逞しい商人たちによって義理チョコ祭りにイベント化されすっかり根付いてしまったわけなのだが、こうしてカップ焼そばにまでその影響が及んでくるとは誰も想像しなかっただろうなあ。
しかし本商品はちいと悪フザケが過ぎましたね…まあ食べたくて買うヒトはほとんどいなかったでしょうな。ではどーゆー購買動機形態なのかと言うと

絶対にマズそうなことは想像がつくから、どーでもいいやつに「いちおーチョコを差し上げましたのよ」テキなノリでカップ麺ってのが面白いじゃん。本当にマズかったとしてもどーでもいいやつだからどーでもいいし。どうせリピ買いとか来年再販ってことはないだろうから思い出すことはないしね、それに思い出してもらいたくもないし〜

みたいなカンジの冷たいヒトがほんのデキ心でカゴに入れるのよ。


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なんでこんなことを断定テキに申し上げるのかと言いますと、食してみて「焼そば」への愛情とか美味しく食べる創意工夫が全く感じられないのですな。チョコの風味を利用するとかそんなレベルではなくて、油揚げ麺を湯戻ししてスイーツに使う甘いチョコソースでモロに和えただけ、そしてクルトンとストロベリーのクラッシュフリーズドライをトッピングしてゴマ化しましたけどぉ、え〜ナニか問題でも?てなところですかね。
アリとかナシは個人差があるので言及を避けたいが、カップ焼そばじゃなくてその名を外しスイーツとして販売したとしてもアリはないだろうなあ。ごめんなさい、ひとクチでサヨナラしました。


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さてヘンタイ系カップ焼そば4連発はパクチーは前菜、納豆がメイン前半、背脂をメイン後半、チョコでシメ…ってカンジのフルコース仕立てにしてみたんだけど、最後のデザートでガッカリになっちまったな。次回は多分「酸辣MAX」ね、額にアセして食す一発勝負ランチの成功を祈る。


ペヤングまるか食品株式会社)
http://www.peyoung.co.jp/





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