純潔正統派の『富士宮やきそば』

ここ半年以上、もしかしたら一年近く食していなかった“ソース味の焼そば”を作ってみた。何の拍子か気まぐれにやってみた「塩やきそば」を大いに気に入ってしまい、以来ソレを食べ続けていたのよね。

そろそろ原点の『富士宮やきそば』を…と思いつつ、なかなか引き返すことの難しいフェイバリット・ミール「塩やきそば」は“もやし”というアイテムが必須条件であるけれど、前者の場合は“キャベツ”がそれにあたる。
冷蔵庫の野菜室に転がっているキャベツは少しだけ鮮度が落ち始めていたからサッサと使っちまわないとねえ…ってのもあって、いよいよ念願の回帰作戦を開始するわけだ。しかし正統派の『富士宮やきそば』にはコレがなくては成立しない!というマテリアルがいくつかあって、それは独特の蒸し麺・肉カス・キャベツそして“だし粉”なのである。この“だし粉”ってのがまた非常に重要な役割を担っているのであって、こいつがなけりゃ喰わないほうがマシさってくらいなキーパースンなのだな。
このところちょっと注目度急上昇の「静岡おでん」にも使われる“だし粉”とは、要はサバやイワシなどの青魚を煮干したものの削り粉で、近年はラーメンの風味付けにも用いられるようになった和風ダシなのである。


Nikon  Zoom-NIKKOR 3.5/43-86  @ SONY α7

その“だし粉”は調理の途中でも使うけれど皿に盛りつけたあとのトッピングにすると、よりそれらしい濃厚な風味を味わうことが出来て本当に美味しい。あぁ美味いなあ…久しぶりの『富士宮やきそば』。ヨケーなものを入れないのがイチバンだね、純潔正統派がやっぱり飽きずに食べられるのよ。

いわゆるマイブームってやつだった「塩やきそば」がコレで終焉を迎えてしまうことはないだろうけれど、こうしたシンプルな原点回帰もハッとするものがあって、やはり時々無性に食べたくなるに違いない。
ついでにこの一年間くらいの間に新たに登場しては繰り返し食している料理として「突いて食すトコロテンwith酢醤油」、「鶏肉と野菜のミックスオーヴン焼」、「オニオンとベーコンの自家製ピッツァ」、「モロヘイヤ&カツヲブシ生玉子」等があるけれど、スイーツ部門では圧倒テキに『クリームソーダ』なのだな。
自販機専用商品であるサントリーPOPにテキトーなバニラアイスを浮かべてやるだけのお手軽スイーツなんだけど、そのイナタいお味にもうメロメロさ。確かにホカにはない懐かしい味だし、ナポリタンスパゲティーとか焼そばのようにキッチュな食事をした後のデザートには最高。なんか若いころに体験した喫茶店でのプチ贅沢を思い出すようで楽しいのである。




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元ルーさん
おはようございます!
お見舞いありがとうございます。お察しの通り本当にキツい暑さとなっておりますよ。
北海道も近年は気温の上昇が激しいですね、慣れてないからヨケーに辛いと思います。その反面、農作物などにはいい影響もあるみたいで、当家で毎日食しているコメは北海道産「ゆめぴりか」ですよ。美味しいコメですね!
まあそうは言っても涼しい秋…食べ物の美味しい季節が早く来て欲しいものですな。間もなくお盆です、もうひとがんばりしますか(´▽`*)アハハ