たま〜に『ラザニア』

たま〜に食べたくなるパスタ料理に『ラザニア』がある。本当にたま〜になのであって、逆に言うとそんなにしょっちゅうは要らないよ、てな感じね。

何故そうなのかは解らないけれど、まあたま〜に食べるからヨケーに美味しく感じるのかも知れない。
もっともボロネーゼソースを作ったりホワイトソースまでも準備しなければならないのでけっこーメンドくさい上に、パスタを茹でてからソースと重ねあわせ、そこからオーブンで加熱ってさ、家庭のお料理としては加工工程が多すぎるのである。
だからたま〜に食べたいなあと思ってもメンドっちいからやめやめ…なんて気持ちになるのはフツーでしょって思いますけどね。
そんなズボラなエロおやぢにひとつの福音がもたらされたのである。わりとドコにでもある「青の洞窟」シリーズ(日清製粉さんのブランドね)にその『ラザニア』があるのだな、こいつがスゴいのよ。二種のソースがレトルトで用意され、パスタは添付のアルミトレイでカップ麺よろしく湯戻しするだけ、乾燥パセリまでついていて正にオールインワンさ。


Carl Zeiss Jena  Pancolar 1.8/50 (Zebra)  @ SONY α7

結局最後にはオーブンに入れなければならないけれど、途中の工程が大幅に簡略化されているので心理テキ負担は非常に少ない。そして出来上がりはこの通り、お味だって一流だから黙って客人に差し出せばセットパッケージのお手軽料理だとは誰も気づくまい。

ただそうしたリッチ感の演出…と言ってもソコんところが人間の食事というものの中で最も大切な部分なんですけどね…といった意味では添付のアルミトレイのまま食卓に出したんじゃあサイテーなものにしかならないのですな。
あなたは大切な恋人とのアニヴァーサリをカップ麺で済ませますか?そうじゃないでしょ、ソトで食事をしないならせめて家にある器の中では最も上等なものを選び心を込めた料理を盛りつけするんじゃないですか、それと一緒ですよ。お昼ごはんにアルミトレイのなべ焼きうどんを食すのとはステージの違う話でしてね、ヘタすれば“エサレベル”になりかねないアルミトレイもろ出しはぜひとも避けたい行為のひとつでもあります。
ついでに添付の乾燥パセリもやめときましょうか、その程度のものならフレッシュをちゃちゃっと刻んでお終い、お味や香りばかりでなく見た目も素晴らしいものになりますから。
そうね、お店で料理を注文したときに乾燥パセリがトッピングされたものが出てくるとムショーにハラが立つんだよ。おいおい、カネとってるんだからさ、もーちょっとマジメに料理を作らんかい!安価なチェーン飲食店ならまだしも、個人店でソレをやられると「この店は終わったね」と思う、そして二度と行くことはない。




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