カナディアンポークで『新・豚ロース生姜焼』

農林水産省財務省の統計によると昭和40年(1965年)に国内自給率100%だった豚肉は輸入の自由化によって平成29年には50%にまで落ち込んでいる。
主な輸入元は米国とカナダで、この二国が輸入量の九割を占めているのね。ただ以前は米国が優位に立っていたけれどここ数年カナダが猛追していて、昨年第1四半期には43%のシェアにまで拡大させてトランプ氏を大いにアセらせているらしい。
いろいろな理由があるのだろうけれど、とにかくこれは“安い・美味い・安心安全”という三拍子がバランスよく整っているからなのではないかと思うのよ。カナダ政府は近年豚肉の品質向上に精力的な取り組みをしていて、しかもニッポン国内産と同様の三元豚(ランドレース・大ヨークシャー・デュロックの3品種交配)が主流なのだから食味の点では完全に追いつかれている。
では安全性はどうなのかというとHACCPに代表される第三者認証システムがきっちり構築されていてトレーサビリティーもカンペキ…ってことは、ある意味我が国以上の品質管理が出来ているかもしれないなあ。


LZOS  INDUSTAR-50 3.5/50  @ SONY α7

そして一番身にシミてくる価格ね、これは断然カナダが優位。だって飼料穀物の大産地なんだから圧倒テキに強いに決まってるじゃん。
このような好条件の下でカナダは政策として畜産物の輸出にチカラを入れているわけなのよ、こりゃニッポン国内の畜産業者さんはたまらないなあ。ニッポンも財務省のナンチャラでモメ事してる場合じゃありませんよ。特にバカ野党の諸君、無益な追及は即刻ヤメてこうした問題に真剣に取り組みなさい。

そんなカナダ産ポークが100g単価で¥67という特価で販売されていた。国産普及クラスの半値である。ボンビなエロおやぢがこれを買わないはずがありませんな、いや〜嬉しいことです。
肩肉切り落としやらバラ肉ブロックなどいろいろと購入してきたけれどこのロースは焼肉用、そしていかにも「生姜焼にしてくれ〜」みたいな厚みと大きさにカットされていたのね。
いつもの通りのレシピで生姜焼のタレを自家製するのだけれど、先日テレビのグルメ番組で生姜焼が名物のお店を紹介していて、提供されるその料理を見ると“おろし生姜”がトッピングされているではないか。う〜ん、やられたぜ!そうだよな、確かにタレは生姜の香りや辛みが含まれているけれど、そこへさらに生のおろし生姜が加わることによって、より一層リッチな生姜感(そんなもんがあるのかいな)が生まれるってもんさ。
いやいや論より証拠、食べてごらんなさいよ…ホントに美味しいんですから。名付けて『新・豚ロース生姜焼』、いいアイデアをいただきましたね。調子に乗って食後のデザートまでいっちゃいました。頂き物ですが恵那「すや」さんの栗金鍔、いや〜めっちゃ美味いでやんす。




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昨日夕方の富士山


5:50PM, April 07. 2018. @Fujinomiya-City
[:W500]
Nikon  AF-S NIKKOR 4.5-5.6/70-300G ED  @ Nikon D300


日没直前になって突然大気が澄みわたる。
それまで春霞なのか黄砂なのか花粉なのかよくわからないカンジでモヤモヤだったのに、こーゆー事ってものよくあることなのですよ。どうせ今日はダメだあ…なんて諦めずに、マメにチェックする必要のある富士山です。






元ルーさん
おはようございます!
先日「表富士周遊道路」(=富士山スカイライン)を走る機会がありましてね、少し前まで雪が残っていた道路も今はすっかり融けて春めいていましたよ。
サスガに桜はまだこれからで、小ぶりなヤマザクラがようやく咲き始めたってカンジ。これからの季節は山菜採りの人々で静けさが破られる山麓になるでしょうな(´▽`*)アハハ