自然薯麦とろ御膳

昨日は未明からものすごい雨と風で、まるで台風来襲のような屋外の音にすっかり目が覚めてしまった。仕方がないので読みかけの書籍を手に取ってみたり放送番組表をチェックしてはレコーダーの録画予約をしたりして朝まで時間を使うのである。
明け方には少し雨脚も弱くなったので庭に出てみると、乾ききったようになっていた各所が瑞々しく潤っていてなかなかよろしいではないか。


KONICA  Zoom-HEXANON AR 3.5/35-70  @ SONY α7

ただいよいよ末期に近づいていたコデマリだけは悲惨なことになっていて、まあコレも自然のなせる業、世代交代が促進されただけ…と考える方がいいのだ。
連休後半のスタートで暴風雨じゃクルマの運転をするヒトは大変だったことだろう。てっきり東名高速は通行止めになっていると思ったら通常通りで、ごく当たり前のように例の渋滞が延びている日中なのである。
さてその連休の前半はやり残した用を済ませるためにけっこー忙しい日々を送った。用足しついでに隣り町の老舗食事処に行って昼食を済ませたりもしたのね。そのお店は盛夏のころに『うな重』を食べに行ったり、また昨年の春には『春の鯛めし御膳』を食した処で、決して安くはないけれどそんなに高いわけでもない…という絶妙な設定が好みなのである。


FED  INDUSTAR-26M 2.8/52  @ SONY α7

お願いした『自然薯麦とろ御膳』とは香りも旨味も別格な“自然薯”を用いた麦とろゴハンに天ぷらや煮魚が添えられたオトナの定食である。まあ正直言ってチェーン牛丼店ならば5〜6回は食事が出来るお値段なのだけれども、その質やお味からもたらされる満足感は牛丼何杯分といったような尺度で比較すべきではないものであり、やはり平素は質実な食事で栄養を得るものであっても折に触れてはこうした上質さでココロの潤いも満たすべきと考えるのですよ、ボクは。
いいお食事でしたよ、満足です。そして帰り際に隣りの卓で食事をしていたおねーさんの“手毬寿司御膳”みたいなものや、別の席のにーちゃんが食していた“うな丼+盛り蕎麦+刺身”といった定食もジツに羨ましく思えてきて、なんだか近いうちにまた来たくなってしまったのも事実なのですな。




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盆暗は後の祭りにやっと乗り



Canon Camera  CANON LENS FL 1.8/50(Type-1)  @ SONY α7

これからまだまだ咲くだろうと思っていたトリテレイア、どうやらこれでお終いのようなのですよ。いや〜ちょっと甘かったですね。状態のいいものをやっと見つけて撮影しましたけど、昨日の風雨でほぼ壊滅状態で、この先に昨年のような美しいフォトにするのは難しそうです。
それにしてもこのレンズねえ、背景がユルユルとまるで油絵のようなマチエールを感じさせるところが面白い。なにせ1964年(昭和39年)に発売されたレンズですからね、もう半世紀以上ムカシのものなんですよ。和製Biotar(解るヒトには解る)と呼ぶ方もいらっしゃるくらい個性テキな描写ですな。常用はムリでしょうけど使い込んでみたい気もします、はい。