和食のランチ専門店

カラダ創りのあとは弁当スタイルの美食で

ランチ専門店 HUNGRY

ひょんなことから「ランチ専門店」があることを知ったのです。たいていそのテのお店ってのは一日限定何組とか、やたらに高価だったりお高くとまって高い敷居でヒトをビビらせる手合いが多く「ちっ、三高かよ…シャラっくせえじゃねえか」みたいなカンジでパスしたくなるものですよ。

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ところがそのお店に行ってみればけっこーハデハデな外観で高級感には程遠く、しかも飲食店にはあまり使われることのないオレンジ色を基調とした…まあハッキリ言わせてもらうとラブホ?と思うような”ヘンテコ建物”だったのよね、だから一瞬入るのをためらう。なんかアヤシいじゃないか…とんでもねー「食わせ物」だったらどーする?みたいにコシが引けてくる。
しかし津島市内でもけっこー端っこの方に位置していてすぐ隣りは愛西市、ちょっとアシを延ばせば木曽川長良川という場所です、今さら帰るってーのもナニですよねぇ…ってことでエイヤでドアを開けました。

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靴を脱いで下駄箱に入れてから客席に向かうスタイルで「うっわ~メンドくせえな」と思ったけれど、まあそれもこちらのシキタリなので受容するしかない。しかし一見お座敷風な室内は掘り炬燵形式で、正座や胡坐のニガテなエロおやぢとしては大いに助かるってものです。
黒と茶色がメインの板目インテリアがなかなかに高級感もありますし静かで落ち着いた空間です。この辺りからキブンは盛り上がってきてますが、決してテンションあげあげなんて馬鹿フレーズは使いません。さあ早速そのランチを注文しましょう、弁当箱スタイルで五種類ほどありましたが『色々ちょっとブランチ』というものをお願いしました。

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おっとおっと、スゴいですねぇ!エロおやぢはこれでもちょっとは見る目がありますから、見た目のゴーカさとか使われている食材の一般テキ評価に惑わされることもなく、正確にその価値を推し量ることが出来る…と自負しておりまして、そーゆー意味でこのランチはなかなかのものです。
とってもテマヒマかけたものばかりで、既製品あるいはデリバリものをタタッと並べたり詰め込んだインチキ高級食とはステージが違いますね。

サーモンとイクラのお刺身、茶わん蒸し、冷やし蕎麦、厚焼き玉子・鮭ハラスの西京焼・鶏の鍬焼(味噌風味)小海老の自然薯包み磯辺揚げ・もずくの酢の物、生野菜サラダ…これらが入った箱にゴハンと赤だし味噌汁が付いています。
特にメインディッシュである鮭ハラスと鶏肉のお料理は素晴らしいお味で満足です。鶏の鍬焼には柚子胡椒が添えられているところなんぞ心憎いばかりでありまして、料理長殿のスキルの高さが窺えます。

それだけでもほとんどパーフェクトですが、食後にはドリンクとデザートまでもが供されます。サスガにプチケーキは冷凍食品(と言っても業務用の高級品で多分「フレック」(日本酸素の食品ブランド):現在は味の素グループ傘下)でしたけれど、とても美味しくいただくことが出来ました。いや~「フレック」ブランドのフリーカットケーキはホテルのブッフェなどでも多用されている商品でけっこー美味しいんですよ、悪くありません。
まあ出来ればあと少し高くても構わないからデザートのボリュームが欲しかったなぁとは思いますけれど、¥1300のランチならK点超えしてます、このままでも。外観とはかな~り大きいギャップをご承知の上、ちょっと隠れ家テキなフンイキがあるので、大切な方と一緒に質の高いランチを…という目的にはベターな選択かと思います。

因みにこちらのお店を運営する(株) GETTING OUT さんはトレーニングジムの経営が本業のようでありまして、がっつりジムでアセを流してカラダを創り、そのアトには健康な食事を…というプランなのでしょう。従業員さんたちは皆明るい笑顔で健康な印象だったのもそのせいかな。


ランチ専門店 HUNGRY
愛知県津島市河田町1-161
TEL=0567-24-8774
ACT=11:00-14:00 土日祝日定休




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