『夏野菜とチキンのカレー』
梅雨明けしてわずかなのに猛暑の日々が途切れませんね。もうカンベンしてもらいたいものですが、セミたちにとってはその生涯の集大成をジッコーする季節なのですよ。
当家の庭はもうセミの抜け殻だらけでしてね、草木だけでなく窓の桟やら雨戸の戸袋など、まあ「登れるところならドコでも登ってやろうじゃないのよっ!」てなカンジで苦節七年の鬱憤を晴らしているわけですな。
Nikon Ai-S Micro-NIKKOR 4/105 @ SONY α7
そのセミの抜け殻ってやつはとても丈夫で、冬を越して春先までそのまま残っているものも少なくない。蝉時雨も遠いムカシのような風が吹く秋になってそんな抜け殻を見つけるとジ〜ンと寂しさがこみあげてくるものです。もう暑いだけで大キライ、夏なんてサッサと過ぎ去ってしまえばいいのに!と切望していたのに、いざそんな涼しい季節になるとナゼか寂寥を感ずるのはどうしてなのでしょうねえ。
人生のピークを過ぎて(例えば定年退職などすると)まるで抜け殻のようになってしまうヒトも少なくないって云うじゃありませんか。ボクの場合ですか?まあ有り得ませんな、もうヤリたい…その意味ではありませんからね…ことだらけ、やり残してることもいっぱいあるし、まだまだアレもコレもと研究・追及・勉強してみたいことが山盛りなんですよ。
Asahi Opt. Super-Takumar 2/55 (Yellow Letter, Eary Font) @ SONY α7
おカネはありませんから、せめて時間だけは納得がゆくまでたっぷり使わせていただきたいものです。ですから抜け殻になるヒマやキッカケなんて100%ありません。
そのためにも栄養つけて元気にシゴトしないとねえ…てなことで夏野菜をフィーチャーしたチキンカレーを作って食すわけです。ストックしてあるカレーソースで前回は『サバカレー』を食しましたけれど、菜園で収穫した新鮮ヤサイをバリバリ喰うにはやはりカレーが一番でしょう。ニクの旨味を吸収するナス、ピーマンやパプリカのエネルギッシュな香りがスタミナをサポートしてくれます。冷凍してあるカレーソースはあと一回分、さて次回はナニにしましょうか。