モノゴトの価値観

柿の葉寿司とチーズケーキ

チェーン店なのにけっこーヤルじゃん!みたいな『海老穴子天丼』を食した先日、どうせお家に帰ってからじゃ何もする気になれないだろうなぁって推測の下、エキデパの正常位恣意…違うよ、成城石井さんに調理せずともスグに食べられるものを求めて行ってみた。

なんか見たことがあるような気もするんだけど、いつも購入してくる奈良の有名店Tさんのものとは違うフンイキの『柿の葉寿司』があった。そう安くはありませんからちょと勇気は必要ですけれど、まあ成城石井さんのバイヤーを信じてカゴにエイヤッ!と入れてしまいました。
帰宅して食してみると、これがまた驚きの美味しさでしてね、次回見つければ必ずリピ購入する決心をした次第であります。美味い美味いと言ったってナニが美味いんだかちゃんと説明をしてもらわないと困るじゃないか…って読者さんもいらっしゃるかと思いますけどね、それが特段語らなければならない事項が無くてボクも困惑してしまうくらい、でも兎に角とっても美味しいのです。
だからヒトによってはこうしたハデな特徴のない食べ物に対してネガティブな捉え方をすることもあるでしょうな、例えば「お値段がソコソコするのにベツにどーってことのない味だった」とか「これならいつも購入している安い〇〇のほうがマシ」などといった低い評価をネット上の記事やSNSでよく見かけるのですよ。
まあねぇ、人それぞれの価値観てものがありますから何とも言えませんが、アナタのその舌と五感って本当に確かなの?とも思いますしね。件の『柿の葉寿司』の場合はきちんと丁寧に処理された魚や厳格に調味された寿司飯など、ものすごくテマヒマかけた伝統のお味が伝わってくるのでありまして、コドモにゃ判んないものかも知れません。

同時に静岡駅に併設された商業施設で大阪の有名スイーツも出張販売されていて、なんだか珍しくてソレも購入してしまったのよ。イナカ者なので知らなかったけれどミヤコケーキというブランド、商品名もメインはミヤコケーキってそのまんま。基本は筒状のスポンジの中にふんわり生クリーム&カスタードクリームのどこにでもあるようなケーキなのですが、外観がタテ型でトップはクッキー状という特殊なスタイルが面白い。
食してみると確かに素朴な味わいのカステラ部分が近年流行のしっとりふあふあとは真逆の方向性で、ヒトによってはがっかりするかも知れない。しかしここはちょっとチエを働かせてクリーム部分とパサつく感じがするカステラ部分を上手くミックスしながら食すと、あれまあフシギなくらい印象的で味わい深いものになるのですな。不味いとかパサつくなど残念な評価がウェブ上に溢れてはいますけれど、どうも本質を捉えていない気がしますね。ボクはとっても美味しいと思いましたが…。
うっかりフォト撮影をしませんでして、同時に購入してきた「チーズケーキ」のほうだけをポラにしてました。一番外側のフレア状のものはタルト生地ではなくクレープを整形したもの、ひんやりチーズクリームとホイップクリームがたまらなくいい感じで美味しいものでありました。これもネットでの評価は両極端なものですが、どちらかと云えば否定的なものが多い印象です。う〜ん、なんか納得できないなあ。





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アブラゼミ


ここは雨戸の戸袋ギャラリーですよ
でも地中生活時代の不要物もまだカラダに付いてますからね
入念に身繕いして
大空へ舞い上がって下さい



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