作業場の日陰で考えたこと
受動喫煙防止法?この際ドッチでもいいよ。いろいろ言いたいことはあるけれど、今はそれを語ると熱くなってしまうからねえ…ってのは、もう暑くて暑くてたまんないから。
ジリジリ焼ける日向。日陰はまだマシだけどやはりアセは止まらない。ベタベタと貼り付いてくる濡れた衣服。額から落ちるアセで曇るメガネ。ヤブ蚊の襲撃。壊れた扇風機。100%ヤル気の起きない午後。あぁ〜もうイヤだ、全部放り出して涼しい場所に逃げたい。
本当はちょ〜不機嫌なのにいいフリしてる自分も許し難い。そしていつもなら「あぁ早く帰ってキンキンに冷たいビールをギュ〜ンって飲りたいなあ」なんて考えるのに、そんなことを想い描くヨユーはなくて、とにかくこの場から逃れたいだけなのだ。情けない。けれども仕方がない。
だからようやくシゴトから解放されて帰宅するとエアコンにたっぷりどっぷりの空間に身を委ねる。ヒンヤリとしていてカラダはサラサラ、もうカタカナ表現ばっかりだけどそんな無味無臭で乾燥した世界は何て心地よいのだろう。電気代?知ったこっちゃないよ、そんなもんのためにガマンなんざ誰がする。
FUJI PHOTO FILM FUJINON 1.8/55 @ SONY α7
体内から噴出してくる火照りも収まり、ようやく夕食を作る気力が漲ってきた。ふふ、今日は『カニ玉丼』だぜ。前回と違ってグレードアップさせるつもりで購入してあったカニ缶、季節の彩を添える枝豆も準備してカンペキさ。
ゴハン料理はビールに合わないと思っていたけれど、こいつはなかなかにいいんじゃない?清く繊細なカニの身肉に芳醇なふわとろタマゴ…もうたまりませんな。明日のお天気のことなど考えるのはヤメにして、この快楽に集中したい。