でらうみゃ~でかなわんわ(25)

噂のにゃごやモーニング その11 「 Cafe 来珈豆 」

ホントにモーニングなんですか?

よく行く中国料理店・好陽さんで隣り合わせたご夫婦から「とってもいいお店なんですよ」と教えていただいたのがこのCafe来珈豆さんなのです。
ボクは口頭でその店名を聞いたので納得できますけれど”来珈豆”ねえ…いったいどう読んだらいいんだい?って感じですね。
イカズ?…ライコーズ?…ラコートウ?…全てブ~です。「ラコス」が正解…ってイバれるわけないじゃんね、まあそう読めなくもない…ってくらいのすんごく特殊な当て字というか読み方ですから。

さてそのCafe来珈豆さんは津島市の宿舎から春日井市にあるシゴト現場への通勤経路からほんの少しだけ外れた位置に在る。ナゴヤ生活も4カ月を超え、なんとな~く土地カンみたいなものも備わってきたのでそう遠い場所ではないことは判った。
日曜日も午前七時開店なのでちょっとだけゆっくり出かけることが出来るのだけれど、拍子抜けするくらいアッという間に到着してしまって「なんだよ~」みたいにつまらないキモチになるのはヨユーの出来た証拠ですな。そしてAM7:30過ぎに入店したのですが、席は半分近くが埋まっている状態でした。う~む、スゴい人気があるのですね。教えていただいたご夫婦からはただ”いいお店”としか聞いていなかったので、どんな内容のモーニングサービスがあるのかも知りませんでした。まあ知ろうと思えばネット検索とかGoogleクチコミなどを見ればいいんですけど、知らずに行ってカンゲキっ!というシーンを期待して、あへてそのまま無知識で突入するエクスタシイを感じてみたかったのもあるのね。
先日「まさかの『朝粥』はエアメールで」という駄文日記をエントリーしてあるのですが、今回はソレに近い衝撃が!なんとまあ『おにぎりモーニング』があるのです。

お…おにぎり…コーヒーと?う~ん、どうなんでしょ…信じられないけど、またそれがけっこー人気があるようなのですねえ。ボクが着席した喫煙席の両トナリは最初空席だったけれど、八時近くなるとドヤドヤドサドサとヒトがやってきて、やっぱりねぇみたいな満席になってしまっていたのよ。そして皆さん『おにぎりモーニング』を注文するのです。
中には「バタートーストのシナモン抜き」なんてマニアックな注文(つまりバタートーストにグラニュー糖だけかけろってことですな)をするヒトもいたけれど、概ね『おにぎりモーニング』でキマリ!って感じでしたね。
やいやい、マジで”おにぎり”だぜ…ってさ、当たり前なんだけど、こうしてまじまじと見ればとても喫茶店のモーニングサービスで出てくる朝食とは思えません。あまりの文化の違いというか基本精神構造の差異にただただボーゼンとするだけです。
梅干ピューレのおにぎりと野沢菜ころりんみたいな混ぜめし系おにぎりが2ケ、そこに生野菜サラダ(パスタが底に仕込んであってダイスカットのトマトなど手ヌキのないもの)と茹で玉子&赤だし味噌汁!いや~参りました、コレだけで¥500取ったって誰も文句は言いませんってば。

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おにぎりをテにとってクチに運べばハラハラと崩れてしまうようなものだけど(世間一般で優秀と言われるおにぎりはそうならない)板海苔バンドがしっかりガードしていて決定テキな崩壊に連鎖してゆかないところがエキサイティングだ。そしてとにかく”温かい”、つまり作りたてって云う潜在的な朝食のメタファーが食す者を恋に陥らせるのよ。美味い、涙が出るほど美味い。
いいじゃないか、最初は疑っていたけれどコレだってアリさ!教えてくれた好陽さんの常連ご夫婦に感謝ですな。そしてお店は満席がその後も続きとても忙しそうだったけれど、笑顔で明るい接客をしてくれたミドルサーティーくらいのおねーさんにも感謝です。
和モダンな店舗外装、インテリアは今どきスタイルのシャレたカフェ風、ライトなJazzVocalのBGM…粋なお店じゃありませんか、ボクもいいお店だと思います。


Cafe 来珈豆(カフェ ラコス)
愛知県 稲沢市北島町江崎7−3
TEL= 0587-36-0911
ACT=7:00-19:00 無休




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