昨日は低気圧通過の大雨強風でシゴトはお休みでした。あまりにヒドい天気予報でしたので前日から休工が決定されておりまして、ヒザは痛いわ肩も痛いわセキもとまんねーわのエロおやぢとしましては真に渡りに舟テキな休養なのでありまして、もう前夜からるんるんしてました。やっぱり同じ休日でも当日突然にってのとはエラく違いますな。
そんな雨も昼ごろには止んでしまい午後はとてもいいお天気になってしまいましてねえ、気温もグングン上昇してまるで三月下旬みたいなポカポカ陽気に…。
それでも富士山は厳冬期、冠雪が増えて再び真っ白になりました。強い西風にあおられて山頂の雪が舞い上がる様子が麓・哀愁のイナカ町からもよく見えます。
■ 特大タラバガニ…ただし訳アリの " まかない用 " ってことで
昨年大晦日に「毛ガニ」をコレデモカ!ってくらい喰ったクセに今度は特大タラバガニですか…バカじゃね~の?みたいに思う向きもあるでしょう。
しかしいいのです、昨年は長期出張など非常によく頑張った、怠け者のエロおやぢにしては想定外の働きをしました。よってここにその功績を称え、好物のカニをダブルで贈呈いたします!てなもんだい。
そうなのよ、昨年のうちに北海道・釧路の北釧水産さんに注文しておいたのです。ただしタラバガニのほうは " まかない用 " というキズや一部欠落など訳アリ商品カテゴリでして、レギュラー商品より一割程度お安くゲットできるお値打ち品なのであります。フォトでも判りますが大きなほうのツメの表面が若干荒れており「贈答品にはちょっとねえ…」なのではありますが、テメーのお家で喰う分には何のモンダイもありません。
さてこんな巨大なカニを一度に喰えるハズもなく、二度に分けて食すことにしました。取り急ぎ初日は脚肉を2本とツメをひとつ、味噌がたっぷり詰まったハカマの肉もいただきましょうか…ってことで、この日昼食をいただいた「蕎麦 玉川」さんでお土産購入してきた茶巾寿司・鯖バッテラ・煮アナゴ押し寿司と共に盛り合せていただくことにしました。
うっへ~、もう死んでも構わないっす…ってくらい美味い。これまでもたくさんのタラバガニを食してきたけれど、こんなに濃密な旨さを持ち併せたものはなかったと思います。同じカニでもやはり鮮度と目利きと調理技術、これらの要素が三位一体になっていないとダメなのでしょうな、一般のスーパーで売っているものはもちろん、デパ地下あたりのハイグレード品とも一線を画するお味には、満足という単なる喜悦を超えたものがあるのです。素晴らしい。
そんなタラバガニに溺れつつ合間につまむ寿司がまたいいのです。特に玉川さんの名物である茶巾寿司ね、これがいいシゴトをしてくれました。ヒジキやゴマがたっぷり入った酢飯を包む甘い薄焼き玉子ね、これがカニとの相性抜群なのでありまして、思い付きでその購入に至っただけに上手くいったものだと出会いの幸運を噛みしめるのであります。あ~シアワセね。
ねえ、でもご褒美にしては過剰じゃありませんか?
いえいえ、決してそんなことはありません…もちろんバチなんか当らないでしょ、うふ。
■ お目出度い「紅白萬両」
野鳥がタネを運んできたのでしょうか
当家の赤い実の萬両の隣りには珍しい白い実の萬両が育っております
仲良く並んで紅白ってお目出度いですねえ
少し淋しかった楓の根元が華やかになってきました