豚ロースを焼いて食すこと

その名を如何にして決めるのか

豚ロースを焼いて食すこと…いつも迷うのは「その名を如何にして決めるのか」なのです。ステーキが一般的だけど本当はソテーなのか、それともグリルとすべきか…よく考えてみればテメーの知識とその運用が実にいーかげんであることに気づくわけです。そこでちょっと整理してみるのですね、ズボラなエロおやぢもたまにはマジメな考察をすることだってあるのですよ。

調理過程に於ける加熱方法として高温の金属板に油を引いて食材を焼くことをソテー、金網または金格子を用いて直火で焼くことがグリル…それじゃあステーキは?となりますね。そう、ステーキとは料理名でして " 厚い牛肉 " を " ソテーまたはグリル " した英国料理を指すものです。
つまり厚切りビーフ以外にステーキの名を冠するのは間違いってことになるのですねえ、いや~今まで散々誤用してたみたい。豆腐ステーキとかポークステーキってのは有り得ない料理名なわけです。

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ポークステーキ   KONICA HEXANON 1.4/57  SONY α7

それでもモノのナマエってのは時代や人々の生活形態によって変遷するものなのでありまして、それが一般に流通してしまうと誰も「間違ってるからダメ!」と止めることは出来なくなってしまうのですね。
まあ偏屈者のエロおやぢといたしましては " 本質を知っているのと知らないのでは大違い " とカッテに自己規制して満足するのですが、ついついうっかりと『ポークステーキ』あるいは『とんテキ』などと呼んでしまうことには「だって仕方ないじゃん」と開き直るしかないのです。
あ~あ面倒くさいヤローだぜ、そんなことドッチだっていいじゃないか。この粗挽きの黒コショウをたっぷり使って焼いた豚ロースね、熱々のうちに楽しみましょうよ。新ジャガ、新タケノコ、スプレーブロッコリ…旬のヤサイもたくさん添えて栄養バランスは抜群なんだからさ。


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雨の庭風景  シキンツユクサ


シキンツユクサは「紫錦露草」と書きます
なんだか勲章みたいなナマエですが花言葉は「不吉な予感」って本当なんですか
冬の間は枯れたようになっていましたが
暖かくなればちゃんとこうして蘇り花を咲かせます


シキンツユクサ   Nikon Ai Micro-NIKKOR 3.5/55  SONY α7